いらなくなった物をフリマアプリで売るとき、出品用写真のクオリティをぐんとアップできる便利グッズが発売されました。『達人が教える! フリマアプリ出品術 ミニ撮影スタジオBOOK』(宝島社)です。
本書には、特別付録として折りたたみ式のコンパクトな撮影用スタジオのほか、黒・グレー・白の3色の背景シート、USBケーブルが付いています。
シートの色は、フリマアプリの達人である女優・緑川静香さんの監修によるもの。清潔感が出る白はさまざまなアイテムに使える万能色。黒は、アクセサリーやガジェット類の背景に使うと高級感が演出でき、グレーならシックな雰囲気になりつつ品物の色がきれいに撮れます。
サイズ(約)
ミニ撮影スタジオ(組み立て時):幅22cm×高さ24cm×奥行24.5cm
背景シート:縦48.2cm×横21cm
USBケーブル(長さ):100cm
付属のUSBケーブルには別途、モバイルバッテリーなどの電源を用意して接続することで、LEDライトを点灯できます。
冊子には、ミニ撮影スタジオの活用法はもちろん、特に売れやすい「お宝ジャンル」や、より収益を上げるための出品テクニックなど、フリマアプリをフル活用するための情報が盛りだくさんです。
さっそく、記者も実際に出品用の写真を撮影してみることに。買ったもののほとんど使っていないネイルを引っ張り出してきました。
まずはいつものように、家の中で普通に撮ってみます。
3本を立てた状態で撮ろうとすると、どうしても背景の家具やテーブルの模様などが映り込んでしまい、いまいち見栄えがよくありません。
次に、部屋の照明を落として付録のミニ撮影スタジオを使うと......。
ぐんと見違える、プロっぽい商品写真が撮れました! 特にネイルやコスメ用品は、色がはっきりわかる写真を載せたいので、白の背景シートがおすすめ。同じ商品でもずいぶん印象が変わりますね。2枚目の写真で出品したほうが、より売れそうです。
フリマアプリを使っているけれど、出品するときの写真がうまく撮れないという人は、ぜひお試しを。
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