天皇皇后両陛下ご結婚満30年。ご一家の足跡を「家庭画報」が特集

家庭画報 7⽉号

　2023年6月1日に発売された『家庭画報 7⽉号』（世界⽂化社）の巻頭特集は「令和の御代の新しいかたち」。天皇皇后両陛下のご結婚満30年を記念し、ご一家の足跡をたどっている。

愛子さまの「おことば」も掲載

　特集では、2022年3月17日、成人を迎えて初めての記者会見で、長女である愛子さまが両陛下に贈られた感謝の「おことば」を抜粋して掲載。愛子さまの口から、両陛下との想い出が語られている。

　中でも目をひくのは、ご一家が静岡県下田市にある須崎御用邸を訪れた時のエピソード。ほとんど波のない穏やかな海で、両陛下と愛子さまは「サーフボードを浮かべて、そこに3人で座る」ことに挑戦。ところが、バランスを崩してしまい、3人揃って海に転落してしまったという。

　このほか、コロナ禍のなかで実現された両陛下の「オンラインご行幸」の風景や、ご結婚10年、25年の際に発表された文章などを読むことができる。

大特集は「北陸」三都物語

　大特集では、「『北陸』三都物語」と題して、石川・富山・福井、2024年に新幹線でつながる北陸3県をピックアップしている。各県の特集内容は以下の通り。

石川 ─ 金沢から北へ、南へ。まだ見ぬ文化の発信地を訪ねる
能登●石川県の最北端の地で自然と美が共存する魅力を再発見
加賀●新生した山中温泉の湯宿で美食と工芸に触れる

富山 ─ 繰り返し訪ねたくなる、奥深き徳のある地
南栃●生誕120年・棟方志功 湧き出るインスピレーションの里
南栃市利賀村●ひと山、ふた山越えた"秘境"で挑む、究極のローカル・キャイジーヌ
富山市●話題の美食処を目的地に、富山で途中下車

福井 ─ 歴史ある「本物」を未来へつなぐ、洗練の発信地を巡る
永平寺町●育む風土を眼前に「日本酒」を堪能。酒蔵は至福のテーマパーク
越前市●まるで美術館！ 館内で手作りされる「越前打刃物」。その最適な一本をご案内
あわら市●老舗の伝統に時代のニーズを加味。進化するくつろぎの湯宿
福井市●最旬の美味探訪

【目次】

※画像提供：世界文化ホールディングス

（BOOKウォッチ編集部）

　

• 書名 家庭画報 7⽉号
• 出版社名世界⽂化社
• 出版年月日2023年6月 1日
• 定価1,650円（税込）
• 判型・ページ数282ページ

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• 出版年月日: 2023年6月 1日
• 定価: 1,650円（税込）
• 判型・ページ数: 282ページ