妊婦の8人に1人がかかるという「妊娠糖尿病」。決して珍しい病気ではないのに、認知度はまだまだ低いという。
漫画家・イラストレータの奥田けいさんは、2人目を妊娠したときにこの「妊娠糖尿病」と診断された。そのリアルな体験記を描いたのが、5月25日発売の『2人目妊娠したら糖尿病になった話』(KADOKAWA)だ。
「妊娠糖尿病」とは、妊娠をきっかけに血糖値があがり、糖代謝異常をおこしている状態のことで、一般の「糖尿病」とは異なる疾患だ。奥田さんが診断されたときには、体験談や具体的な情報が不足していて不安でいっぱいだったという。本書には、悩める妊婦さんの不安が少しでも軽くなるように、との思いが込められている。
健康に気を付けている妊婦さんでもなってしまうことがあるという妊娠糖尿病。実際に診断されると、妊娠中の不安定な時期に大きな負担となってしまう。本書では、インスリンなしの闘病、食事内容、家族の対応の仕方など、妊娠糖尿病と診断された人が気になる情報をわかりやすい漫画で紹介していく。監修は、産婦人科専門医の門岡みずほさんが務めている。現在、闘病中の方だけでなく、これから妊娠を考えている人にも参考になる一冊だ。
■奥田けいさんプロフィール
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