2023年4月21日、ハシビロコウ「ふたば」の撮りおろし新作写真集『ハシビロコウのふたば』（辰巳出版）が発売された。
「ふたば」は、静岡県・掛川花鳥園で暮らし、今年で公開7周年を迎える女の子のハシビロコウ。女優の清原果耶さんがインタビューでふたばファンを公言するなど、その愛嬌に多くのファンが魅了されている。
ハシビロコウといえば「動かない鳥」として有名で、鋭い眼光に、何を考えているかわからない無表情な面構えが特徴とされる。子どもにも人気の鳥だが、動かないぶん、動物園で見つけても「動かないから次に行こう」となってしまう人も多いという。
ところが、ふたばのチャーミングさは、そんなハシビロコウのイメージとは真逆のもの。独特な動きやユニークな表情、飼育スタッフと見せる豊かな感情表現のコミュニケーションと、愛嬌のある存在感で一部の来園客を惹きつけている。
最新撮りおろしとなる本作では、来園から7年たったふたばのちょっとオトナな表情や、見た目や行動の変化を掘り下げた写真をたっぷり収録。撮影は、『踊るハシビロコウ』（ライブ・パブリッシング）で知られる写真家・南幅俊輔さん。奥深い「ふたば沼」へ、新たなファンをいざなう1冊だ。
本書のAmazon限定版には、特典として、直径10cmの『ハシビロコウのふたば』オリジナルステッカーが付いてくる（数量限定）。
また、静岡・愛知・神奈川の書店店頭で本書を購入すると、数量限定で掛川花鳥園入園割引クーポンと、掛川花鳥園に行くともらえる「ふたばポストカード」2枚がもらえる。
■南幅俊輔さんプロフィール
みなみはば・しゅんすけ／盛岡市生まれ。グラフィックデザイナー＆写真家。著書に『踊るハシビロコウ』（ライブ・パブリッシング）、『ソトネコＪＡＰＡＮ』（洋泉社）、『ワル猫カレンダー』『ワル猫だもの』（マガジン・マガジン）、『ハシビロコウカレンダー』（辰巳出版）など。企画・デザインでは、『ハシビロコウのすべて』『ゴリラのすべて』（廣済堂出版）、『美しすぎるネコ科図鑑』（小学館）、『ねこ検定』（ライブ・パブリッシング）など。
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