全国の図書館司書たちは、日々、子どもからのシンプルだけれど難しい質問に頭を悩ませている。そんな司書さんたちの奮闘ぶりがわかる『図書館にまいこんだ こどもの大質問』(青春出版社)が発売された。
放課後の図書館に寄せられるのは、子どもたちからの可愛くて純粋な質問ばかり。例えば、「胸がキュンとするようなお話を教えてください」「サンタクロースはいないって、本当?」「魔法がつかえるようになりたい」「おひめさまになりたい!」「さいしょのにんげんはこどもなの? おとななの?」「飼っているカマキリを戦いに強くしたいです。どうやったらできますか?」「絵本にカバーはなんでついているの?」「神さまって、なに?」「ねぇ、赤ちゃんの出てくる本ない?」など。どれも素朴な疑問だけれど、中には人間の本質に迫るどきりとする質問も。
本書を企画したのは、こどもの大質問編集部。本を読むことや図書館・書店めぐりが好きな編集者たちのチームだ。レファ協(レファレンス協同データベース)を利用する中で、世の中にはスマホでは探し出せない情報があることを知り、本の世界の広さを実感。「レファレンス・サービスの素晴らしさを共有したい」と全国のレファ協参加館から協力を得て、59のレファレンス事例を掲載した。
司書さんたちの全力の回答に、ほのぼのさせられる。「なぜなぜ期」のお子さんがいる方にも、参考になるに違いない。
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