作家・佐藤正午さんの直木賞受賞作をもとにした映画『月の満ち欠け』が、2022年12月2日に公開される。不慮の事故で最愛の妻と娘を亡くした男・小山内と、かつてとある女性に許されない恋をした青年・三角哲彦の運命が、ひとりの女性の存在によって交錯していく愛の物語。監督は、『余命1ヶ月の花嫁』や『あちらにいる鬼』を手掛けた廣木隆一さんが務める。
11月28日発売の「週刊朝日」には、主演の大泉洋さんとSnow Manの目黒蓮さんの対談記事が掲載されている。映画と同様に、年齢も経歴もまったく異なる二人が交わした会話とは――?
実は、今作で一緒に撮影したのは1日だけだったという二人。その唯一の共演現場で、目黒さんは、「大泉さんの雰囲気からなるべく感じ取ろう」という思いで撮影に臨んでいたと語る。一方、大泉さんは「自分が作ってきたお芝居をするわけじゃなくて、僕のお芝居を見て、しっかりリアクションなさってる」と目黒さんの演技に感心しながらも、その第一印象にガッカリしてしまったという。
大泉 感じ取ってくれてるんだろうなっていうのは、すごく感じましたね。目黒くんには、演じててやりづらさはまったくなかったです。自分が作ってきたお芝居をするわけじゃなくて、僕のお芝居を見て、しっかりリアクションなさってるのがよくわかりました。初めてお会いして、普段アイドルをしていて、どんな感じの子なのかなと思ったけど、礼儀は正しいし、お芝居もすごくお上手で。本当になんだかがっかりしちゃいましたね(笑)。
目黒 あははは。
さらに目黒さんが、演じた青年・三角の「ちょっとイモっぽい」雰囲気が十九、二十歳ぐらいのときの自分と重なると語ると、大泉さんは「え?」と困惑。「嘘だよね? なんかもう、壁ドンだの、あごクイだの散々してるんでしょ?」と目黒さんに問いかけ、否定されると「なんだってできそうなのに、もったいない」と嘆いていた。
また、インタビュアーが「お互いにひとつ聞いてみたいこと」について尋ねると、最近セリフを覚える仕事が増えてきたという目黒さんは「どうやってセリフを覚えられてるのか」とセリフの覚え方について、大泉さんは、「もしこの仕事をする前の自分にアドバイスしてあげたいことがあるとすればなんですか?」と、互いに質問しあっていた。
誌面にはその他、二人のカラーグラビアに、Snow Manのライブレポートも。映画ファン以外にも読み応えのある内容となっている。
その他、今週号の「週刊朝日」には、最高裁で妻殺害容疑の有罪判決が破棄・差し戻しとなった朴鐘顕被告の独占手記、アルコールやギャンブルなど中高年が陥りやすい依存症の対策、介護職員が直面するセクハラ問題についてなど、いま気になる情報が詰まっている。
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