暴言、マタハラ、非道な孫差別......。
心に闇を抱えた美魔女義母に立ち向かう、平凡な嫁の壮絶ストーリー!
美人だが性格のねじまがった義母に、ささいなきっかけで敵視されてしまった嫁。KADOKAWAから発売された『美魔女の義母がつらく当たるので破滅させました』(原案:貴野友莉恵、漫画:柏屋コッコ)は、主人公の主婦・真奈美が義母の「ある重大な秘密」を握り、破滅に追い込むまでを描く嫁姑バトルマンガだ。
大手広告代理店でWebデザイナーとして働く神崎真奈美(33)は、同じ広告代理店で営業をしている夫・拓也(28)と社内恋愛で結婚し、妊娠。ただいま産休中。
ある日、拓也の希望で、子の名づけ親になってくれるようお願いするため、義母・神崎紀子(59)のもとを訪れる。初孫ということもあり、義母も最初は歓迎ムード。ところが、産まれてくる子が女の子だと知った途端、手の平を返すように態度が冷たくなった。
「期待してたのよ男の子」「女の子はダメよ味気ない」「お嫁に行ったら もうよそのうちの人になるんだもの」と、心無い言葉でなじってくる紀子に真奈美は困惑する。
「それでね 名づけ親の件だけど...」
「男の子なら いい名前考えてたのよ」
「でも女の子じゃねぇ...」
「私には関係ないわ」
「親であるあなたたちがしっかり考えなくちゃね」
こんな言葉を投げかけられてもヘラヘラして反論の1つもしない拓也に呆れていると、「今度2人で買い物に行かない?」と紀子が真奈美を誘ってきた。指定された日はもう妊娠7カ月に入っていたし、嫌な予感しかしなかったが、義実家との関係を悪化させないためにも断るわけにはいかなかった。
買い物当日。なんと紀子は、妊婦の真奈美を荷物持ちとしてこき使い始めた。わざわざ5キロの米まで買ってくる嫌がらせを受けた真奈美は、ついに倒れて救急搬送される。
妊婦を病院送りにしてもなお、紀子からの謝罪の言葉は一切なし。それどころか、拓也に「私は注意してたのよ? けど真奈美ちゃんが大丈夫だって...」と、事実と真逆の大ウソを吹きこんできた。なんという姑!
数日後、自宅で安静にしていた真奈美のもとに、義妹・実菜子(26)が訪ねてくる。真奈美のお腹にいる子が女の子だと知った実菜子は、じつは自分が男の子を妊娠していることを明かし、怒涛のマウントを取ってきた。
「女の子だといいよね~そこまで深く考えなくていいから」「女の子だったら進学とか就職とか真剣に考えてあげなくてもなんとかなるじゃない?」「跡取りの男の子を産まなかったら嫁として役立たずもいいところでしょ?」「お義姉さんも私みたいにすぐ男の子を妊娠できたらよかったのにね~」。
さすが紀子の娘。若いのに古い考えだな......と真奈美が呆れていると、実菜子が子どもの頃に着ていた服(ボロボロだしニオウ)を「お下がり」として渡して帰っていった。
時は流れ、真奈美も実菜子も出産を終え、子育ての日々が続いていた頃。義実家では、実菜子の息子・浩太(1)の誕生日会が開かれた。真奈美の娘・百花(ももか)の誕生日には、何もなかったのに......。そしてパーティーの最中にも、紀子と実菜子はそろって真奈美への侮辱をエスカレートさせていく。
「ごめんね 百花の誕生日は覚えてないの 男の浩太ちゃんの誕生日はぜーったい忘れないけどね」
「やだ~お母さんったら~! それじゃあ百花ちゃんがかわいそうじゃな~い!!」
「なら今日は かわいそうな百花ちゃんの分も祝ってあげましょうね」
「じゃあ乾杯!! 浩太 百花 おめでとぉ~~!」
浩太の前には特上寿司、豪華なお祝い膳、ケーキが、百花の前にはただの幼児食が置かれていた。なんでここまでされなきゃならないの?
邪悪な親族に囲まれて苦悩する真奈美。拓也のモラハラ、マザコンも加わり、泥沼化していく紀子との確執。家族崩壊の矢先、紀子の「ある重大な秘密」を握った真奈美がとった行動とは――?
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