コロナウイルスが引き続き猛威を振るい、さらに今年もインフルエンザシーズンに突入する。さまざまな病気に気をつけたい時期だが、風邪も例外ではない。
最も身近な病気といえる風邪だが、どんなメカニズムで起こるのか、あなたはどれだけ知っているだろうか? 風邪に焦点を絞った解説書『風邪って何なん? ありふれた病気「風邪」の取説、付アレルギーの捉え方』(パレード)が発売された。
風邪とは一体何なのか知らなくても、病院へ行ったり、市販の薬を飲んだりして治すことはできる。しかし、風邪のメカニズムを知り問題点を把握しておけば、病院の治療を納得して受けられ、自分がやるべきことも的確に判断できるようになる。
病気における「症状」は、体調異常由来のシグナルだ。風邪ももちろん例外ではない。風邪の症状は、体のどんな異常を表しているのだろうか?
本書では、以下のような視点から風邪とは何なのかを解説している。
・風邪のとき、いったい何が体で起こっているのか。
・風邪の正しい取扱い方は?
・風邪を致命的にしない為に、何が必要か?
知っているようで、意外と知らない風邪。いっそう寒くなり風邪を引きやすくなる季節に向けて、風邪の知識を学び、万全の予防をしよう。
〈久保さんコメント〉
一般の人(医療に於いて受け身の立場にある方々)が基礎知識を持つことにより、実際に自分が罹患した時(本書では風邪)の身の処し方、なされている治療への正当な評価が可能になります。
コロナ禍真っ最中ではありますが、仮に近々収束したとしても、恐らく、新たな新興感染症がまた繰り返される筈です。その時、風邪症候群を呈するウイルス感染症とはどのようなものか。理解している人であれば皆と一緒になってパニックに陥る必要は無いのです。
■久保裕(くぼ・ゆたか)さん
1976年、早稲田大学政経学部政治学科中退。1982年、自治医科大学医学部卒業。1991年、くぼ小児科クリニック開院。自己治癒力を最大限に引き出すことにより、「速やかにさりげない治癒をめざす医療」に取り組んだ。2021年、30年で引退と決めていたのでクリニック閉院。著書に、『ぜんそくもアトピーも』(Newton Press、2005年)、『不老ノススメ』(パレード、2008年)がある。
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