生理や体の変化、揺れ動く心。10代の女性は様々な性の悩みを抱え始める時期だ。親としてしっかり受け止めてあげたいけれど、自分たちの頃とは性教育の内容も変わってきている。何をどうアドバイスしたらよいのやら......。
そんな時はあれこれ忠告するよりも、この本を勧めてみてはいかが?
2022年11月22日発売の『はたらく細胞LADY 10代女性が知っておきたい「性」の新知識』(講談社)では、ユネスコの提唱する世界基準の「包括的性教育」に基づいた正しい性知識を紹介していく。
PMSや低用量ピル、SOGI、境界線(バウンダリー)、体の自己決定権(ボディリー・オートノミー)、性的同意などこれからを生きる女性が持っておきたい知識を網羅。一問一答形式で詳しく答えていくので、具体的な悩みにアクセスしやすい。
たとえば、次のような疑問に答えてくれる。
「なんで生理前って、こんなにイライラするの?」
「生理痛、なんとかして!」
「もっとやせたい、どうしてもやせたい」
「自分の顔が嫌い。好きになれない」
「告白されたけど、好きなのかどうかわからない」
「これって、もしかしてデートDV?」
「ネットの知り合いに会いたい」
「好きな人からキスしたいと言われました」
「ずっと心が落ち込んでいます」
多くの人が経験したことのある悩みばかりだ。しかし、相談されるとなると回答が難しいものばかり。親世代にも勉強になる。
本書でナビゲートするのは、『はたらく細胞LADY』のキャラクターたちだ。「お嬢さま」のために日夜体内で活躍する、マクロファージやキラーT細胞らの免疫細胞、子宮内膜細胞たちが登場する。
女性の身体がテーマの本だが、父親や男性も知っておきたい内容が満載。当事者はもちろん、自分の好きな人を大切にするためにも、ぜひ最新の知識を備えておこう。
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