タジンポットや大同電鍋ブームの火付け役となった口尾麻美さんは、旅する料理家としても知られる。9月28日、彼女が旅先で集めた雑貨や食器などを1冊の写真集に収録した『旅するインテリア Pieces of Travel』（ケンエレブックス）が発売される。
エキゾチックな柄やカラフルな柄など、部屋に詰まった「旅のかけらたち」には、各国の思い出が詰められている。
断捨離とは真逆のスタイルで収集されたアイテムは、キッチンを明るく彩る。アジアのプラスチック食器、モロッコのスープボウル、布、置物、民芸品など、そのコレクションは多岐にわたる。
「インテリアのヒントは旅先」の章では、口尾さんが訪れた様々な国の思い出や見どころが紹介されている。旅先で撮影した市場や街並み食卓などの写真を通して、その地域の文化や食卓事情を覗くことができる。
本書では、口尾さん流の魅せるインテリア術も多数紹介されている。ミニマルやシンプルの真逆のスタイルで、好きなものに囲まれて過ごしたい方にオススメだ。
雑多なものが並べられているのに統一感があるから不思議。見ているだけで世界一周したつもりになれるコレクション集にはロマンが溢れている。旅の記念に食器や民芸品を集めてみたくなるに違いない。
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