「脳卒中の人には世界がどう見えているのか」が当事者の語りを通して、マンガになった。医療ではサポートしきれない部分を支えるヒントがたくさん詰まった作品だ。
2022年8月26日発売の『マンガでわかるリアル「脳卒中」患者と家族を支えるヒント』(主婦と生活社)は、患者、家族、医師、理学療法士など、関係者に丹念に取材を行い制作された。
脳卒中は日本人の死因の第4位にあたる病気で介護が必要な状態になる確率も高い。にもかかわらず、疾病体験者やリハビリをサポートする家族の実態に関する情報が少ないことが課題だ。
「脳卒中になったら、体はどうなってしまうの?」「治療は?」「後遺症は?」「リハビリは?」「家族やまわりの人は何をすれば?」「これからの生活はどうする?」
本書では、気になる疑問をマンガで紹介していく。
「今、生き直している」と語る当事者の言葉は深い。脳卒中の患者をサポートする家族の方にこそ読んでもらいたい作品だ。
〈もくじ〉
Part1 脳卒中になってしまったら
Part2 脳卒中の治療と入院生活
Part3 後遺症の現実とリハビリの実態
Part4 再発させないためにできること
Part5 まわりの支える人ができること
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