9月12日発売の「AERA(アエラ)2022年9月19日号」(朝日新聞出版)は、アイスダンスで活躍する村元哉中さん・髙橋大輔さんペアへのインタビューを掲載。髙橋さんにとって3年ぶりの参加となった「フレンズ・オン・アイス」への思いを語っている。
昨季、四大陸選手権で日本勢過去最高の2位を獲得し、今季のグランプリシリーズは第1戦のスケートアメリカと第5戦のNHK杯に出場予定の村元さん・髙橋さんペア。2人はオフシーズン唯一のショーとして、荒川静香さんが主宰する「フレンズ・オン・アイス」に出演した。
髙橋さんにとって、大先輩の荒川さんが主宰する「フレンズ・オン・アイス」は道標となる特別なショーで、2006年以来、全16回のうち14回登場している。09年の同ショーを右ひざの手術を乗り越えた復帰の場として選び、今回も新曲2曲を惜しみなく披露した。
8月25日に行われたリハーサルでは、新エキシビション「Love Goes」を披露。髙橋さんは村元さんとともにピンク色の衣装で登場し、息の合う滑りを見せた。氷に横たわるシーンもある独創的なナンバーで、曲に心を委ねながらの演技。髙橋さんの足の付け根に村元さんが片足で立つという新しいリフトも披露し、技術的な進化もアピールしていた。
中でも注目は、今季のリズムダンスの発表。課題の「ラテン」に沿って2人が選曲したのは、グロリア・エステファンの名曲2曲に加え、計4曲のリミックス。村元さんは今回の選曲の意図をこう語る。
「クラシックなラテンよりは、見たことのないラテンを作りたいなというところから始まり、選曲は難しくて時間がかかりましたが、ユニークなプログラムに仕上がったと思います。冒頭のダンスから、最後の駆け抜けていくステップまですべてが見どころ。今回のショーではやりませんが新しいリフトも練習しています」(村元さん)
笑顔の村元さんは、同意を求めるかのように髙橋さんをチラリ。すると、髙橋さんも少し謙遜しながら次のようにつけ加えた。
「速いテンポの曲があり、振りに落とすのにすごく時間がかかりましたけど(笑)。でも、完璧にできればすごくカッコイイものになります」(髙橋さん)
記事ではこのほか、新エキシビション「Love Goes」の詳細、豪華なメンバーを揃えた振付師の人選など、様々な話題を取り上げる。
表紙は世界で活躍するロックバンド・ONE OK ROCKのTakaさん。約3年半ぶりとなるアルバムについて、「作りたかったのは、僕らの人間性が垣間見えて、しっかりしたストーリーがあって、かつ普遍性もあるロックアルバム」であり、自分たち自身の存在も「唯一無二であるために強い意志を持つ」ことが大事だと語る。歌は「親からもらった才能と呼んでもいい」として、「貴重なものを背負って生きているのであれば、すべてを使いきりたい」と断言する。
巻頭特集は「縮むニッポンの処方箋」。賃金は増えず、物価は上がり、格差が広がるいまの日本で、どう価値観を転換し、何に幸せを見いだし生きていけばいいのか、多角的な取材で考える。東大准教授の斎藤幸平さんによれば、必要なのは「脱成長」だという。低賃金・長時間労働を蔓延させ、膨大な資源とエネルギーを無駄にする社会からの転換を説く。
月2回連載「向井康二が学ぶ 白熱カメラレッスン」のゲストは、町スナップをライフワークとしている写真家の大西みつぐさん。2人で下町の裏路地を歩きながら、再開発で変わりゆく「町の記憶みたいなもの」、「空間の持つ味わいみたいなものを表現する」ことに挑む。連載「松下洸平 じゅうにんといろ」では、松下さんとゲストの林遣都さんが「描く未来」についてトークを繰り広げる。
今号では、以下の記事も掲載。
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