いよいよ夏休み。子どもはいいが、親はむしろ負担が増えてたいへんだ。在宅勤務で親子で顔を突き合わせていると、「宿題やったら?」「ちょっとは片付けなさい!」とついつい口うるさく注意してしまう。「放っておいても勝手に宿題を済ませて、遊びに行って、帰ってきたらお手伝いしてくれたりしたらサイコー!」と思うが、親が日々あれこれと口出ししていては、「自分でやる子」にするのは難しい。
今年の夏休みは、家庭のルールをしっかりと決めて、実行を見守る「チャンス」ととらえよう。自学自習や宿題、習い事など、これまで苦手だったことや新しいことにチャレンジする期間にしてみてはいかがだろうか。
7月14日発売の『「自分でできる子」に育つ放課後時間の過ごし方 ほめる・叱る・見守る・親も育つ』(講談社)では、すぐに使える声がけや工夫が紹介されている。
夏休みを子どもの「好き」を見つける最高の時間に!
なぜ、「好き」を見つけた子が一番強いのか。教育学に基づく論理的説明と、家庭で「自分の好き」を引き出す具体的な3つの会話手法など、すぐに使えるノウハウが満載だ。
夏休みを「自分で考えて行動する子」にするヒント
北海道などの一部地域を除くと公立小学校の全国平均は40日間程度、国立・私立小学校ともなると、事前の家庭学習日などを入れると55日間もある夏休み。家庭で子どもの成長を促す「おうちのルール」や自分で考える子に育てる「叱り方」を紹介。
「自主学習のクセ」がつく環境づくり
夏休みは国語・算数のドリルに加えて、読書感想文や自由研究など様々な宿題が出る。親が毎日促して勉強をさせていてはキリがない。本書では、子どもが「楽しみにながら」自分で学ぶクセや、子どものタイプ別の勉強机の置き方、細切れ時間での学ばせ方など、「自主学習のクセ」が身に付く実践方法を紹介。
著者は、民間学童保育「こどもクリエ塾」の代表の遠藤奈央子さん。多くの子どもと放課後を過ごしてきた経験を活かして、保護者の疑問に答えていく1冊となっている。
ぜひ、今年の夏休みは親子で成長できる期間にしてみよう。
当サイトご覧の皆様!
おすすめの本を教えてください。
本のリクエスト承ります!
広告掲載をお考えの皆様!
BOOKウォッチで
「ホン」「モノ」「コト」の
PRしてみませんか?