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編集者が作家に持って行く、"本当は教えたくないお店"の手土産

(企画名)編集者の手土産

 数々の作家に差し入れを渡す編集者なら、とっておきの手土産を知っているはず。

 新潮社公式YouTubeチャンネルで、新企画「編集者の手土産」がスタートした。編集者が作家に持って行く、"本当は教えたくないお店"の手土産を惜しみなく紹介する。


 7月20日に配信された第1回のゲストは、『#真相をお話しします』が大ヒット中の東大出身ミステリー作家、結城真一郎さん。入社10年目の担当編集者さんが、結城さんに手土産を渡しに行く。


 2人の付き合いは結城さんのデビュー以来もう4年になるが、実は手土産を持って行くのは今回が初めてだという。デビューから担当しているぶん、今まで手土産を渡すきっかけがなかったのだ。

 初めての手土産に、結城さんは「こんなのもらうの初めてなので、何か悪い話とセットなんじゃないかと勘繰りますが......ありがとうございます」と冗談を飛ばす。普段は見ることができない、編集者と作家のくだけたやりとりも見どころだ。

 担当編集者さんの手土産は、田園調布にある洋菓子店〈SAVEUR(サヴ―ル)〉のバターケーキ。「こんなオシャレなものはなかなか食べない」という結城さんの、初めての食レポはいかに。さらに結城さんは手土産を食しながら、執筆の様子から好きなYouTuberまで、タレント顔負けの軽妙なトークを披露している。

 「編集者の手土産」は、今後も定期的に配信予定だ。切り札にしたい、とっておきのお店が見つかるかも。


■結城真一郎(ゆうき・しんいちろう)さんプロフィール
1991年、神奈川県生まれ。東京大学法学部卒業。2018年、『名もなき星の哀歌』で第5回新潮ミステリー大賞を受賞し、2019年に同作でデビュー。2020年に『プロジェクト・インソムニア』を刊行。同年、「小説新潮」掲載の短編小説「惨者面談」がアンソロジー『本格王2020』(講談社)に収録される。2021年には「#拡散希望」(「小説新潮」掲載)で第74回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。同年、三冊目の長編作品である『救国ゲーム』を刊行し、第22回本格ミステリ大賞の候補作に選出される。


※画像提供:新潮社


   
  • 書名 (企画名)編集者の手土産
  • 出版社名新潮社
  • 備考新潮社公式YouTubeチャンネルにて配信

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