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「週刊朝日」が41歳元海上自衛官「殺意の真相」を総力取材

週刊朝日 2022年 7/22 号

 7月8日、奈良・近鉄大和西大寺駅前で参議院選挙の応援演説中の安倍晋三元首相が銃撃され、死亡するという衝撃の事件が発生した。手製の銃で凶行に及び、逮捕されたのは奈良市在住の無職、山上徹也容疑者(41)。海上自衛隊への勤務経験もあったという山上容疑者は、果たしてどんな人物だったのか。そして、今後の国政や、日本経済への影響はあるのか――。

 7月12日発売の「週刊朝日」は、山上徹也容疑者の「殺意の真相」をグラビア8ページを合わせて計20ページ分、総力特集している。

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週刊朝日 2022年 7/22号

山上容疑者の人となり

 首相経験者を殺害するという前代未聞の犯行に及んだ山上徹也容疑者。その生家は、奈良市西部の住宅地にあり、近所に住む女性によると、祖父が土建業を営んでいて、実家は裕福だったという。

「周囲に他にも土地を持っていて、生活には困っていなかったと思います。(山上容疑者は)まじめでおとなしく、あいさつすれば返してくれる普通の少年でした。こんな恐ろしい事件を起こすなんて想像できません」(近所に住む女性)

 山上容疑者は、なぜ犯行に至ったのか。誌面では、山上容疑者の学生時代の様子、今年5月まで勤めていたという工場で起きたトラブル、母親と宗教団体との関係などについて、詳しく取り上げている。

安倍氏不在の日本の今後

 一方、安倍元首相が亡くなったことで、今後の政治はどう変わるのか。政治ジャーナリストの角谷浩一氏は「一番の問題は安倍派の行方」とし、今後安倍派は「安倍さんが亡くなったことで集団指導体制にならざるを得ないでしょう」と解説する。

 特集ではほかにも、安倍元首相に近い官僚に起きた異例の人事や、アベノミクスの今後などを取材。さらに、田原総一朗さん、青木理さん、亀井静香さんらが安倍首相の生前を振り返る記事も掲載されている。

 その他、今週号の「週刊朝日」には建物と住民がともに高齢化するマンションの現在と将来を取材する短期集中連載「高齢化するマンション」、コロナ禍で増えているというおならに関わる相談に注目した「オナラがたくさん出る これって病気?」、KDDIで7月初旬に起きたような大規模な通信障害が発生したとき、被害を最小限に抑えるにはどうしたらいいのかを専門家に聞いた「災害時でも役立つ 知っておいて損しない備え」など、いま気になる情報が詰まっている。

画像提供:朝日新聞出版

BOOKウォッチ編集部

  • 書名 週刊朝日 2022年 7/22 号
  • 出版社名朝日新聞出版
  • 出版年月日2022年7月12日
  • 定価440円(税込)

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