夏の風物詩といえば、夜空を彩る花火。撮影しようとしたけれど、ブレてしまったりぼやけてしまったり、なかなかうまく撮れない、という方も多いのでは?
花火を撮影するにはコツがいる。本書、『花火が写る絶景撮影術』(双葉社)を参考に「花火に見惚れる」タイミングでシャッターを切ろう。
本書では、機材や撮影地の選び方などの基礎から、花火単体、花火のある風景の撮り方、撮影後の現像まで、花火を撮影するために必要なテクニックを網羅している。
監修は、写真家の井上嘉代子さん。八ヶ岳を拠点に全国各地で風景や星空、動物、鉄道、そして花火などを撮影しているプロフェッショナルだ。
まずは手持ち花火でコツを掴んでみる。慣れてきたら、花火を撮影してみる。次にもっとステップアップをして、富士山や湖、都会のビル群など、花火が美しく映える絶景の撮り方にトライしてみよう。順を追って撮影テクニックが掲載されているので、あなたのカメラ技術がメキメキと成長するのを実感できるかも。
心を動かす美しい瞬間は、その場で楽しむだけではもったない。カメラで美しく切り取って、何度だってその感動を見返したい。この夏こそは花火大会が解禁されることを願って、今から腕を磨いておこう。
■目次
巻頭:作例
Chapter 1「花火撮影の準備をしよう」
Chapter 2「機材・撮影・花火の基本」
Chapter 3「花火撮影を楽しもう」
Chapter 4「絶景花火に挑戦しよう」
Chapter 5「花火写真の画像処理」
巻末:おすすめ花火大会情報
■井上嘉代子(いのうえ・かよこ)さんプロフィール
1967年、岐阜市生まれ。写真家。インテリア・デザイン業界にて広告・風景撮影業務に従事。2009年交通事故の後遺症により右上肢の機能を失ったのをきっかけに写真家として独立。子供の頃から愛した八ヶ岳南麓の山梨県北杜市清里へ移住し、八ヶ岳を拠点に全国各地で風景、星景、野生動物、鉄道、花火を撮影。現在は企業カレンダー、ポスター、書籍新聞への寄稿、テレビ出演、写真教室、セミナー講師等幅広く活動している。また自身の経験を生かし、障がい者アーティストやその作品を撮り続け、発信している。
一般社団法人日本写真家協会(JPS)正会員/日本風景写真家協会会員/一般社団法人日本ユニバーサルデザインライフ協会正会員/NACS-J自然観察指導員/長野県自然保護レンジャー/ソニーαアカデミー講師/クラブツーリズム講師/中日ツアーズ講師/八ヶ岳フォトフェスタ実行委員/北の杜観光コーディネーター
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