「映えるかどうか」が商品の売れ行きを左右するいま、SNSやウェブサイトに掲載する写真のクオリティはとても大切な要素だ。
そんな中、自社の商品を撮影してSNSやウェブサイトにアップしたり、自分の作品をオンライン販売したり、カメラ知識ゼロの初心者でも、撮影しなくてはならない場面は増えている。
一眼レフのカメラなんて扱えないし、基本的な使い方を教わったとしても、センスがなければ魅力的な写真を撮るのは難しい。なんとか上手に撮影する方法はないものか......できればスマホで。という方に紹介したいのがこちら。
『すみません素人でも仕事の写真を上手に撮影する方法ってないですか? できればスマホで』(インプレス)では、スマホのカメラでも商品の魅力が伝わる、きれいな写真を撮る方法を教えてくれる。
Chapter1では背景紙1枚でシンプルに綺麗な商品写真を撮影する方法を指南。
カラーペーパーは、かわいく見せたい時はカラフルに、高級感を出したい時は落ち着いた色のペーパーなど、雰囲気を演出するのに効果的だ。商品と同系色なら統一感が出るが、商品より鮮やかな色を使うと商品が目立ちにくくなるので要注意。逆に、商品の色味と反対の色を用いると、商品が引き立ちインパクトがある写真に仕上がる。ただし、商品より目立つ色は避けよう。
続いて、Chapter2では基本の撮影テクニックを紹介している。
食べ物や食器など、立体的な商品の形や厚み、奥行きを伝えたいときは、斜め上からのアングルで撮影するとよい。どのアングルから撮ったらよいか迷う時は、少しずつずらしてバランスの良い写真を選ぼう。初心者は、ひとまずこの章までをマスターすればOKだ。
さらに腕を上げたい人は、Chapter3へと進もう。小物1~2個からトライできる簡単な「スタイリング」のノウハウを教えてくれる。さらに、Chapter4では光やボケを使った印象的な写真の撮影方法などを紹介。
解説写真では、アクセサリーや雑貨、洋服、料理など様々なアイテムを取り上げている。日常での撮影シーンを想像しやすい。
本書は次のような人にオススメだ。
・会社の商品やサービスを紹介するための写真を撮影したい人
・ECやネットショップの運営をしている方
・独学で宣伝・商品写真の撮影方法を学んでいるが上達に悩んでいる人
・初心者でも実践できるテクニックで、なおかつ、できれば高価なカメラを買わずにiPhoneやスマホカメラで商品写真を撮影したい人
目次は次の通り。
Chapter1:残念な写真がかんたんにパッと良くなる方法ってないですか?
Chapter2:カメラの知識ゼロでも難しくない撮影テクってないですか?
Chapter3:素敵なワンシーンを感じさせる写真ってどう作ればいいんですか?
Chapter4:人の心にグッとささるような撮影テクってないですか?
仕事などで急に写真撮影を任された方に心強い1冊。素人レベルから脱出して、心に響く写真をめざそう。
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