子育てには悩みがつきもの。
「うちの子、朝起きられなくて......」
「ご飯を食べてくれなくて......」
「ちょっとしたことで火がついたように泣いちゃって......」
悩みがあっても誰にどう相談すればよいかわからず、不安が大きくなることもしばしばだろう。そんなときに頼れるのが本だ。今回は、子育てにまつわる悩みを解決する6冊をご紹介する。
ちょうど7月からは夏休みが始まり、子どもと過ごす時間がぐっと増える。夏休みの前に、子どもとの接し方を予習しておこう。
『子どもにいいこと大全』
成田奈緒子、石原新菜 監修/主婦の友社
「朝起きられない、夜寝つけない」「日中ぼーっとしがち」「すぐグズグズしたり、機嫌が悪くなったりする」子どものこんなお悩みは、自律神経の不調が原因かもしれない。
本書は、幼児~小学生の自律神経を整える生活習慣を紹介している。「暑さ、寒さを体感できる時間をつくる」「5歳なら10時間、9歳なら9時間の睡眠時間を確保」「糖質の多い食べ物をなるべく減らす」など、今日から実践できるポイントが満載だ。詳しくはBOOKウォッチの過去の紹介〈子どもにいいことしてあげたい! 自律神経を整える62の習慣〉をチェック。
特に夏休みは生活リズムの変化で自律神経が乱れがち。この本を味方に、健康に乗り切りたい。
『食べない子が変わる魔法の言葉』
山口健太 著/辰巳出版
「うちの子、全然食べなくて......」そんな悩みを抱えるお母さんのための本書。単なる好き嫌いのように、調理法を工夫したり成長に任せたりするだけでは解決できない、「本当に食べられない子」がなかにはいる。そんな子を救うのは、調理ではなくコミュニケーションの工夫だ。
本書は子どもが「食べない」理由を解き明かし、「食べない子」を「楽しく食べられる子」に変える言葉のかけ方を解説している。わが子の「食」に悩んでいるお母さんに届いてほしい。
『息子のトリセツ』
黒川伊保子 著/扶桑社
お母さんにとって、「息子」は未知に満ちている。必ずではないが多くの場合、息子はお母さんと違う脳の性質をもっている。男の子にはどう接し、どう育てればよいのだろう......そんな悩みに応えてくれるのが本書だ。
著者は「男性脳」を知り尽くした脳科学者だ。たとえば、秘密基地のような「他人が触らない、ずっとキープできる場所」を男の子に与えると情緒が安定し集中力がアップするといった、「男の子の育て方」のポイントを解説してくれる。
『「人に迷惑をかけるな」と言ってはいけない』
坪田信貴 著/SBクリエイティブ
またガミガミ言ってしまった......。そう落ち込みがちなあなたのための本書。「ビリギャル」の坪田塾塾長・坪田信貴さんが、子どもの可能性を広げる言葉のかけ方を教えてくれる。
×「人に迷惑をかけるな」→○「迷惑はお互いさま。困っている人がいたら助けよう」
×「勉強しなさい!」→○「勉強すると、こんなふうになれるよ」
自分で考える子どもや、自己肯定感の高い子どもを育てる言葉とは? 詳しくは、BOOKウォッチの過去の紹介〈子どもに「呪い」をかけるNGワード! 最初にやめたい声かけは?〉をチェック。
『敏感っ子を育てるママの不安がなくなる本』
長岡真意子 著/秀和システム
子どもの5人に1人は「HSC(ハイリー・センシティブ・チャイルド=敏感っ子)」だということをご存じだろうか。ちょっとしたことで火がついたように泣き続ける。子ども番組に出てくる着ぐるみが怖くて泣く。服のタグや縫い目の感触を嫌う。こういった特徴をもつ「敏感っ子」のお母さんは、育て方の悩みを多く抱えているだろう。
本書の著者は、5人の「敏感っ子」を育てたお母さんだ。「敏感っ子」を理解し、長所を伸ばすノウハウや、お母さん自身のセルフケアまで教えてくれる。シリーズの『敏感っ子を育てるママの不安がなくなる本 「立ち直る力」育成編』もあわせてぜひ。
『この子はこの子のままでいいと思える本』 佐々木正美 著/主婦の友社
最後は、子育てをするすべての親へ。
「親になって数年の人が子育てじょうずなはずがありません。誰もが未熟なままで未熟な子どもを堂々と育てていけばよいのです。」
臨床の現場や、全国の学校・施設などでたくさんの子どもと親をみてきた、児童精神科医の佐々木正美さん。2017年に亡くなってからも多くのお母さんに親しまれている、佐々木さんのメッセージが詰まった一冊だ。
今回ご紹介した本は、6冊ともAmazon Kindleで2022年7月13日のプライムデーまで最大70%オフとなるキャンペーンの対象タイトルだ。お得に読める今のうちに読んでおこう。
当サイトご覧の皆様!
おすすめの本を教えてください。
本のリクエスト承ります!
広告掲載をお考えの皆様!
BOOKウォッチで
「ホン」「モノ」「コト」の
PRしてみませんか?