『学校へ行こう!』『桑田佳祐の音楽寅さん』『空飛ぶグータン』などのヒット番組の企画・プロデュースを手掛けてきた、おちまさとさん。そんなエンタメ&ビジネスプロデュースの天才が、会話テクニックや仕事術を紹介する書籍を執筆した。テーマは、「がんばるが1割」だ。
本書では、根性論で乗り越える考え方ではなく、「がんばらずに、がんばる」方法、実践法を紹介していく。
がんばったところでいつまで経っても報われなければ、がんばるのをやめたくもなりますよね。
そんな結果が伴わない人の多くは、本番までのプロセスひとつひとつもがんばりすぎてしまっていることがあります。
そうすると肝心の本番で結果がでるようさらにがんばってしまい、本来の力が出せなくなってしまう。つまり、自分で自分の首をしめ、から回ってしまうのです。
――「はじめに」より
なんとも耳の痛い言葉だ。がんばりすぎてから回りしていると自覚はしていても、どうしても無駄にがんばってしまう。力の抜きどころがわからない。そんな方に、ぜひ読んでいただきたい。
おちまさとさんによれば、「がんばり」は1割でよいという。「相手に9割話をさせ、自身は1割しか話さない」など、コミュニケーションも極力「省エネ」を心がけるのが吉だ。
さらに、後半ではがんばりすぎている人に向けて肩の力を抜き「一度きりの人生を楽しめますように」という願いを込めた「がんばるが1割」の人生論についても触れられている。
努力することは大切だが、自分を追い詰めるほどがんばりすぎてしまうと壊れてしまう。ついついがんばりすぎて疲れている方は、「がんばる」を9割削減してみてはいかがだろうか。
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