「最近、人の名前が覚えられないし、会話の中で名前がすぐに出てこない」
「新しい用語が出ると調べるんだけど、覚えていない。記憶力が低下している?」
そんな悩みを解決してくれる『記憶はスキル』(クロスメディアグループ)が、4月22日に発売される。
著者は、学習塾などに導入されている記憶アプリ「Monoxer(モノグサ)」を開発した元Googleエンジニアの畔柳圭佑(くろやなぎ・けいすけ)さん。最近の研究では苦しまずに記憶できる方法が少しずつ明らかになっているという。
本書では記憶にまつわるさまざまな研究を紹介しながら、特別なことをせずにいつものやり方を少し変えるだけで各段に記憶力を上げる方法を紹介していく。子どもや他者の記憶力を上げる方法についてもわかりやすく解説している。
記憶のメカニズムを知り、なぜ今まで覚えるのが苦手だったのか、どうしたらもっとラクに記憶することができるのか、この本で習得しよう。記憶の仕方を変えると、悩みが解決できるかも。
記憶力は先天的な才能ではなく、誰でも身につけられるスキル なのです。
目次と各章のポイントは次の通り。ぜひチェックして!
はじめに:覚えることが「つらい」のはなぜ?
第1章 記憶がトクイだと人生が楽しくなる!
記憶がいかに私たちの人生に影響を与えるかについて説明します。「暗記よりも記憶が大事」と言われますが、そこには大きな誤解が潜んでいます。
第2章 「記憶」とはなにか?
記憶のしくみについて、わかりやすく解説します。記憶のしくみや特性を知ることで、効率的に記憶を定着させる方法がわかるようになります。
第3章 効率的な記憶のステップ
効率的に記憶する方法をステップごとに説明します。さまざまな研究結果を用いて紹介するのは、いずれも「これまでのやり方を少し変えるだけ」の簡単な方法です。
第4章 記憶する習慣
記憶を定着させる鍵は「習慣化」にあります。ここでは、自らが習慣化する方法とともに、子どもなど他者を導く方法についても言及します。
第5章 記憶を味方につけるライフスタイル
記憶力が自然と向上していたら、これほど嬉しいことはありません。記憶によい影響をもたらすライフスタイル、悪い影響を与えるライフスタイルを紹介します。第6章 記憶ツールがすべてを解決してくれる!?
記憶の課題を解決するために、近年さまざまなツールが開発されています。最新の記憶アプリはどのようなものか、自分に合ったツールの選び方などを説明します。
「特別なことをしなくても、覚えられる、忘れない、思い出せる!」本書を手に、これからの人生を豊かにするために記憶力をアップさせていこう。
■畔柳圭佑(くろやなぎ・けいすけ)さんプロフィール
モノグサ株式会社 代表取締役CTO。東京大学理学部情報科学科卒。東京大学大学院情報理工学系研究科にてコンピュータ科学を専攻。分岐予測・メモリスケジューリングを研究。修士(情報理工学)。修了後は、グーグル株式会社(現・グーグル合同会社)に入社。Android、Chrome OSチームにて、Text Frameworkの高速化およびLaptop対応、ソフトウエアキーボードの履歴・Email情報を用いた入力の高精度化、およびそれを実現する高速省メモリ動的トライの開発、ジェスチャー入力の開発に従事。2016年、モノグサ株式会社を竹内孝太朗(CEO)と共同創業。CTOとして記憶のプラットフォーム「Monoxer」の研究開発に従事。
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