2月26日に発売された「with」2022年4月号(講談社)の特集は、「やっぱり今の私が一番好き!」。3月8日の国際女性デーに合わせ、俳優の長谷川京子さん、衆議院議員の野田聖子さん、アーティストの倖田來未さんなど、各界で活躍する女性たちの、勇気をもらえるインタビューが掲載されている。
先日事務所独立を発表し、Netflixシリーズ『金魚妻』でも話題の長谷川京子さん。人気ドラマに相次いで出演した27歳前後は、オフィシャルなイメージと本当の自分とのギャップや、女優としてゴールを置くべき場所に悩んだという。不安定なころ、漠然と思い描いていたのが母になること。「ひとりだと飛ばされてしまいそうな自分を、この世に繋ぎとめてくれる存在が私には必要だ」と感じていたという。母になって13年、仕事と子育てを両立するなかで、少しずつ自分を愛せるようになった長谷川さん。子供たちの成長とともに関わりかたが変化し、時間の使いかたや仕事へのスタンスも変わりつつある。
『金魚妻』では、篠原涼子さん演じる主人公・さくらの夫の浮気相手、ゆり葉を演じる。「浮気はいけないことかもしれないけれど......やっぱり、みんな誰かに必要とされたいんだと思います。(中略)年齢を重ねて自信がなくなったときに、切実な自己承認欲求みたいなものが、ああいった形になってしまうということは、あるかもしれない」と作品への共感を語った。
現在、内閣府特命担当大臣の野田聖子さんは、かつて「政界の聖子ちゃん」と呼ばれ、アイドル議員のように扱われていた。「カリスマ性を維持するために、結婚はするな」「女性有権者に支持されるために結婚しろ」といった周囲の意見に翻弄されながらも、「自分に嘘をつかない」という信念だけは貫き通してきた。アイドルでもカリスマでもない、「ふつうの女」としての自身とは。
アーティストの倖田來未さんは、「早く40歳になりたい」と言う。「艶女(アデージョ)っていいよね。艶が出てくるのは30代後半から40代だと思うから、年齢を重ねるのが楽しみ」。常に「今」を楽しみ、自分磨きをおこたらない倖田さんのスタンスからは、ポジティブなパワーがもらえるはずだ。
当サイトご覧の皆様!
おすすめの本を教えてください。
本のリクエスト承ります!
広告掲載をお考えの皆様!
BOOKウォッチで
「ホン」「モノ」「コト」の
PRしてみませんか?