デザイン・印刷・紙・加工の実践情報誌「デザインのひきだし」の人気連載5年分を書籍化した、『もじモジ探偵団 まちで見かける文字デザインの秘密』(グラフィック社)。発売からひと月を待たず、早くも重版出来となった。
新聞の題字や、道路の「止まれ」など、街や暮らしのなかで必ず目にしたことのあるあの文字は、誰がどうやってデザインしたのか? 探偵アイアイと助手のネコくんが、文字のデザインの秘密を探る。
新聞の顔となる題字、道路に書いてある「止まれ」の文字、視力検査で使われているひらがな・カタカナ、駅弁のパッケージから電光掲示板まで。私たちの周りにはありとあらゆる文字があふれているが、それぞれの文字を、誰がどうやってデザインしたのか考えながら見たことはないのではないだろうか。
どんな文字にも、デザインした人がいて、制作の背景がある。文字の謎を覗いてみると、街じゅうの文字を見るのがいまよりもずっと面白くなるはずだ。
ナンバープレートの文字/新聞の題字/電光掲示板の文字/道路の文字/お札の文字/視力表の文字/ストロークフォント/たばこ看板の文字/風景印の文字/テレビ美術の文字/ネオンサインの文字/郵便ポストの文字/駅弁の文字/看板のかまぼこ文字/松屋銀座の文字/たべっ子どうぶつの文字
文字の世界を案内するのは、文字のデザインが気になって仕方がない2人組、探偵アイアイと助手のネコくん。本文イラストと装画は、ヒグチユウコさんが手がけている。
■雪朱里(ゆき・あかり)さんプロフィール
ライター、編集者。1971年生まれ。武蔵大学日本文化学科卒。
写植からDTPへの移行期に印刷会社に在籍後、ビジネス系専門誌の編集長を経て、2000年よりフリーランス。文字、デザイン、印刷、手仕事などの分野で取材執筆活動をおこなう。著書に『時代をひらく書体をつくる。―書体設計士・橋本和夫に聞く 活字・写植・デジタルフォントデザインの舞台裏』『印刷・紙づくりを支えてきた 34人の名工の肖像』(以上、グラフィック社)、『「書体」が生まれる ベントンと三省堂がひらいた文字デザイン』(三省堂)など多数。『デザインのひきだし』誌レギュラー編集者もつとめる。
当サイトご覧の皆様!
おすすめの本を教えてください。
本のリクエスト承ります!
広告掲載をお考えの皆様!
BOOKウォッチで
「ホン」「モノ」「コト」の
PRしてみませんか?