長引くコロナ禍でお取り寄せグルメや宅飲みの需要も高まっている。これを機に、ちょっと贅沢してシャンパンを楽しんでみてはいかがだろうか。今回は、シャンパンの魅力が満載で、お取り寄せまでできる便利なムックをオススメする。
2021年12月6日『最高のシャンパン』(世界文化社)が発売された。
カンヌ映画祭の公式シャンパン、ミシュランの公式シャンパン、ノーベル賞の晩餐会に採用されたシャンパン、映画「007」で40年以上登場するシャンパンなど、ユニークで個性的なシャンパンが集まっている。
シャンパンの基礎知識も満載。「なんであんなに高いの?」という素朴な疑問から、シャンパーニュとスパークリングワインの違い、"キュヴェ" "ドサージュ" "ノンヴィンテージ" "アッサンブラージュ" "グラン・クリュ"など、初心者には「わけわからん」用語の解説などを、写真やマンガ、イラストを駆使して解説している。
通り全体が世界遺産になっている「シャンパーニュ大通り」の特集も。
パリから140キロの街エペルネには、1キロにわたって続くシャンパーニュ大通りがある。
メゾン、地下のカーヴとともに、通り全体が世界遺産となっている。ずらりと並ぶ建物群は主に19世紀に建てられた貴族の館だ。通りは歴史的建造物に指定されたエペルネ市庁舎からスタートする。
大手メゾン「モエ&シャンドン」を皮切りに、雰囲気の良いシャンパーニュ・メゾンが連なる華やかな通りだ。
さらに、シャンパーニュ地方をエリア別に分けて、情熱をもってシャンパンづくりをしているメゾンを徹底取材。直接訪問して写真を撮り、商品の背後にある苦労や努力、こだわり、哲学など徹底的に聞き出した。
第一次世界大戦でアメリカとドイツが交戦したフォソワの地。そこで、自然科学の力と昔ながらの手法でワイン造りをしているのがブノワ・デウ氏だ。
樽を研究し、ワインビジネスを学び、大手メゾンでも働いた彼は、「フェノロジー(生物季節学)」と自らの舌で独自のシャンパーニュ造りに挑み続ける。
歴史や人の想いに触れると、さらに興味が増しそうだ。
本書で紹介されているシャンパンは全て「三越伊勢丹 リモートショッピングアプリ」で購入することができる。冬休みはジェームズ・ボンドと同じシャンパンを楽しみながら、「007」をイッキ見、なんて過ごし方はいかが?
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