10月15日に発売された、小嶋すみれさん作『35歳の不・純愛 ~あなたが恋しいだけだった~』(ぶんか社)は、セックスレスに悩み、すれ違う夫婦関係を描いた作品。
大好きな人と結婚して2年。やりがいを感じていたホテルの仕事を辞めて、夫・靖孝の転勤についていくこととなり、専業主婦になった春菜。しかし越してきて半年、セックスレスが続いている。
仕事に追われ、家庭を顧みない夫。忙しいとは分かっているけれど、スマホにばかり目を向けて会話すらままならない。そんな生活に嫌気がさしつつも、夫と「したい」と思ってしまう自分のことを、春菜は「性欲オバケなの?」と悲しくなる。
セックスレスを解消するべく、春菜は自分の35歳の誕生日の夜に期待をして「今日くらいしようよ!」と訴えるが、靖孝に「鬼みたいな顔で言われてやれるわけないだろっ」と言われてしまう。そもそも誕生日であることすら忘れて、スマホばかりいじる夫への不信感、タイムリミットが迫る出産年齢、セックスレス......。誓ったはずの「病める時も健やかなる時も、一生涯共に生きる」という言葉も揺らぎ始める。
春菜は若い大学生からのモーションをかけられ、頭の中はますます混乱していく。どうすれば、心に空いた穴を埋められるのか――。『35歳の不・純愛 ~あなたが恋しいだけだった~』は、上下巻同時発売。
『35歳の不・純愛 ~あなたが恋しいだけだった~下巻』(ぶんか社) ファイル名;sub1,jpg当サイトご覧の皆様!
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