大正時代。爵位や洋服などがありながらも前近代の慣習が残るその時代に、憧れる人も多いだろう。そこで今回は、BOOKウォッチ編集部が選ぶ「大正ロマン恋愛漫画」3作品を紹介する。
『わたしの幸せな結婚』(顎木あくみ 原作/高坂りと 作画/月岡月穂 キャラクター原案)
舞台は大正時代風のファンタジー世界。"異能"と呼ばれる特殊能力を持たないために家族から使用人同然のように扱われていた主人公の美世は、ある時、冷酷無慈悲と噂される久堂清霞(きよか)に嫁がされる。はじめは美世を疎ましく思っていた清霞だが、令嬢らしからぬ美世の振る舞いに徐々に心惹かれていく。
『天堂家物語』(斎藤けん 作)
「人を助けて死にたい」と誓う主人公の少女は、望まない結婚を強いられている令嬢の身代わりになり、いわくつきの名家・天堂家に行く。はじめは追い返された主人公だったが、その自己犠牲の精神を買われ、天童家で新たな生活を送ることに。天童家の跡目を巡る策略に巻き込まれ、波乱の日常を送る。
『灰被り姫は結婚した、なお王子は』(中てい 原作/壱崎煉 作画)
薄幸の少女と御曹司の恋愛の描く漫画。主人公・八重は、良家に生まれるも、使用人のように扱われていた。だがある日、偶然、財閥の御曹司・頼久に出会う。素っ気ないながらも優しい彼に惹かれていると、なんと彼から求婚されてしまう。喜ぶ八重だったが、実は頼久には秘密があって――。
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