効くと評判の薬が思ったより効かなかった、いま飲んでいる薬を飲み続けても大丈夫だろうか、と疑問や不安に思ったことのある人も多いだろう。私たちの周りには、薬にまつわる情報であふれている。しかし、それは本当に正しい情報だろうか。
2021年8月3日『医師が教える薬のトリセツ』(自由国民社)が発売された。本書では、「科学的に正しい」薬の基礎知識を現役の内科医の橋本将吉さんが紹介する。
登録者数31万人超(2021年8月3日現在)の人気ユーチューバー、「ドクターハッシー」としての顔も持つ橋本さん。普段は、医学生の教育や一般の人向けの医学教育にも熱心に取り組んでいるという。本書にも多くの人が薬の問題で不安にならないように「科学的に正しい薬の基礎知識」を伝えたいという想いが込められている。
例えば、薬の効果は同じ薬でも人や条件で効果が変わるという。つまり、「効く」と評判の薬でも自分には効果が感じられないことはあり得る。
まさに薬を飲んだ結果は「神のみぞ知る」なのです。その人間の限界を超えた時、薬の代謝の違いは、人に害を及ぼす「悪魔」になりうるのです。
本書では、「薬とはどういうものか」「最近わかってきた薬の新しい常識」「薬をやめられる場合、飲まない方がよい場合」「薬に頼らず健康に生きる方法」「正しい処方をしてもらうための患者さんの心得」など、すぐに役立つ知識が詰まっている。
本書の目次は以下の通り。
第1章 薬の大原則
第2章 最近わかった、薬の「意外な」新常識
第3章 疾患別の処方薬の解説
第4章 薬以外で病気や症状に勝つ方法
第5章 患者さんの心得 ~的確な処方をしてもらうために~
薬の飲み方や副作用など、専門の知識がない一般人にはわからないことが多い。正しい知識を得て、不安を少しでも軽減しておきたい。
当サイトご覧の皆様!
おすすめの本を教えてください。
本のリクエスト承ります!
広告掲載をお考えの皆様!
BOOKウォッチで
「ホン」「モノ」「コト」の
PRしてみませんか?