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活字に慣れた日本人は音声で学ぶ感覚が薄い

 さまざまジャンルの専門家をゲストに迎え、社会課題や未来予測などをテーマにイノベーションのヒントを探る文化放送の番組、「浜松町Innovation Culture Cafe」(通称:浜カフェ)。BOOKウォッチも番組に参加しています。

※参考リンク 「浜松町Innovation Culture Cafe」

 前回2021年4月5日は、前週(3月29日)に引き続き「音声ビジネスがもっと活性化するには」をテーマに放送。
 編集部からのおすすめの本は29日の放送でお伝えした『声のサイエンス―あの人の声は、なぜ心を揺さぶるのか』(山崎広子 著/NHK出版)(※オンエアは29日)。本書について詳しくは、「「自分の声」が嫌いでは相手の心はつかめないですよ」も合わせてご覧ください。

『声のサイエンス―あの人の声は、なぜ心を揺さぶるのか』(山崎広子 著/NHK出版)

 番組内では、VOOX代表の洪貴花(こう きか)さんと、オトナル代表取締役社長の八木太亮さんにより「音声領域でのビジネスモデル」や「音メディアの強みと今後」について熱いトークが繰り広げられました。‬‬‬‬‬‬‬‬

音声領域でのビジネスモデル

八木 デジタル音声広告を販売することで収益をあげています。2019年頃はまだ認知されていなかったデジタル音声広告ですが、ここにきて出稿がかなり増えています。
 無形商材は視覚で訴求できない分、音や声で良さを説明する必要があるため相性が良いです。目ではなく耳に価値を伝えれば良いので、オンライン学習などにも向いています。最近では飲料などの消費財にも広まってきています。
 「VOOX」という音声サービスでは、一般リスナーからのユーザー課金でのビジネスモデルを考えています。
 将来的にはスピーカーの方にも還元することを目指し、レベニューシェアを提案していきたいです。ただ、ビジネス書を読むのは日本の人口の1割程度なので、マーケットの小ささは課題です。

音メディアの強みと今後

八木 (他の視聴覚メディアとの)時間の取り合いではなく、耳の時間はもともと空いているという説があります。通勤時間は視覚が使えるのでスマホ激戦区ですが、耳だけあいている死角時間はまだチャンスがあります。
 音声は動画の劣化版ではないのです。視覚の使えない時間は意外と長く、生活の隙間に入り込めるメディアなのです。クラブハウスで音声の価値に気づいた人が大きく増えました。きっかけが大事なので、今後必ず伸びていきます!
 10分程度の隙間時間。この時間を取りにいきたいと考えています。
 活字に慣れた日本人は音声で学ぶ感覚が薄いので、この習慣を作って行きたいです。中国では何種類もの事業が成り立っているので、日本にも大きく可能性があります。また、動画メディアに限界を感じ、音ビジネスに流れていく人も多いのではないでしょうか。


 次回は、本日4月12日(月)19時から「強みから新しい事業を生み出すには」というテーマで放送。
 詳しい内容が気になる方は、文化放送「浜松町Innovation Culture Cafe」のエアチェックを! スマホ・PCから「radiko」でも聴けます!


 毎週「月曜日」の19時からお聞き逃しなく!
 ※参考リンク 「浜松町Innovation Culture Cafe」





 


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