ここはダナン国。その王様であるマクロン王にはなんと31人のお妃様候補がいる。1日は1番目のお妃様候補とお会いになり、2日は2番目のお妃様候補とお会いになる。こうして1年間かけて、お妃様を決めるのがこの国のルールなのだ――。
そんな世界を舞台にした漫画作品「31番目のお妃様」の最新第3巻が、2021年4月1日にKADOKAWAから発売された。
本作は、投稿型の小説サイト「小説家になろう」で2017年から掲載され、その後商業出版された作品をコミック化したものだ。漫画アプリなどでもランキング上位に入るなど、今人気を呼ぶ作品。
ダナン国のルールは一見平等のように思えるが、12ヶ月の中である月とない月のある日付がある。31日だ。31番目のお妃様は、王様と31日にしか会うことができないので、貧乏くじと呼ばれる。そんな誰もなりたがらない31番目に、辺鄙な田舎町にあるカロディア領の若き領主の妹フェリアが選ばれたのだった。
ひょんなことからお妃様候補に選ばれたものの最下位スタートという圧倒的ハンデを持ったフェリアには、どんな運命が待ち受けているのだろうか。
第3巻では、なんとマクロン王と想いが通じ合い、妃選び第一段階をなんとか乗り越える。王からの寵愛を感じながらも、因縁の女官長から、何か裏がありそうな待女を派遣されるのだった。そんな中、筆頭妃である公爵令嬢サブリナからお茶会に招かれる。果たしてこのお茶会ではどんな展開が待ち受けているのだろうか。
今回も痛快軽快なテンポで進む王宮シンデレラストーリーから目が離せない。
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