没後40年が経過する現在でも人気が高くファンも多い向田邦子さん。そんな彼女の肉声テープが発見されたという。
「小説新潮」(新潮社)の2月号には、1981年に録音された向田邦子の講演会の抄録が掲載されている。
人気放送作家として『時間ですよ』『寺内貫太郎一家』『阿修羅のごとく』などの数多くの名作を生んだ向田邦子。初めて挑んだ小説(のちの『思い出トランプ』)ではいきなり直木賞を受賞した。今もなお、彼女の作品は幅広い読者に受け入れられている。
そんな彼女の肉声が新潮社で発見されたという。直木賞受賞直後の講演会の録音テープで、小説を書くに至った経緯や執筆のヒント、神様の話や猫の話など、話題は多岐に渡る。抄録として文字に起こしても、気さくで軽快な語り口を感じられる。
幼いころに向田邦子の作品に親しんだという方も多いのではないだろうか。ぜひ、彼女の生の声を、文字で感じてほしい。
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