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小田急ロマンスカーLSEを振り返る1冊

 小田急電鉄が、新宿と箱根などを結ぶ特急ロマンスカー。1957年に登場した3000形SE以降、高性能な特急形電車を投入してきた。中でも1980年に登場した3代目の7000形LSEは、流麗なフォルムのなかにロマンスカーの代名詞ともいえる展望室、喫茶コーナーなどを備え、豪華な客室や連接構造による優れた高速性能などから、鉄道友の会ブルーリボン賞も受賞した名車両だ。小田急電鉄の社内でも「ザ・ロマンスカー」と呼ばれるほどだったが、2018年に惜しまれつつ引退した。

 「旅と鉄道」では、引退を目前にした2018年に小田急電鉄の協力を得て、増刊号「ありがとう小田急ロマンスカーLSE」を刊行。 本書『小田急LSEの伝説』(天夢人)は、その際の記事に加え、増刊号では掲載できなかった外観や引退式典の様子などを収録した完全版だ。2021年1月16日に刊行された。

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画像は『小田急LSEの伝説』(天夢人)

 1980年から38年間にわたり"小田急ロマンスカー"を象徴する車両として活躍してきたLSEの歴史を、貴重な図面や写真とともに振り返るロマンスカーファン必見の一冊だ。

 7000形LSEのラストランを飾った7004編成を特別に取材。外装、内装、運転席、床下機器に至るまで、1編成全11両のディティールを徹底紹介している。

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画像は鉄道写真家・持田 昭俊 氏による巻頭グラフ
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" 最後のLSE" のディティールを1両ごとに徹底解剖

画像提供:天夢人


 




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