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知的財産を人権ベースで考えるヨーロッパ

 さまざまジャンルの専門家をゲストに迎え、社会課題や未来予測などをテーマにイノベーションのヒントを探る文化放送の番組、「浜松町Innovation Culture Cafe」(通称:浜カフェ)。

※参考リンク 「浜松町Innovation Culture Cafe」

 前回2021年1月11日は、前週(1月4日)に引き続き「知的財産を考える」をテーマに放送。
 編集部からのおすすめの本は4日の放送でお伝えした『すごいぞ働く知財 14歳からの知的財産入門』 (内田朋子、萩原理史、田口壮輔、島林秀行 著、晶文社)(※オンエアは4日)。どんな内容なのかは、記事「子どもたちをクリエーターにするには、知財が強みになる」を参照。

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写真は、『すごいぞ働く知財 14歳からの知的財産入門』 (内田朋子、萩原理史、田口壮輔、島林秀行 著、晶文社)

 番組内では、映画『shall we ダンス?』主演の女優・草刈民代さんと、著者の一人である共同通信社の内田朋子さんが「知財のルールの考え方」や「知的財産の未来」について熱いトークを繰り広げた。

知的財産(知財)のルールの考え方

草刈 脚本家であり監督である作家の権利は〝尊重〟されるべきですよね。それを仕事として生きているので、そこを守らなければいけません。そのため、制度の根本的な理解が必要です。なんで?と常に考えることが大切なのです。
内田 ルールは厳しく締め付けるものと自分たちで勝手に決めつけるのではなく、なんでこれが存在し、なんで必要なのかを考え、根本を理解することが大切だと思います。

知的財産(知財)の未来

草刈 フランスのように一貫した考え方があると文化も守られアイデンティティが生まれていきます。
 今後知的財産に理解の浅い新興市場の国々と関わり、お互いを理解しようとしていくことで、日本人の知的財産に対する理解も深まるかもしれません。
 ただのルールとして捉えるのではなく、理解を深めることが重要です。
 日本人は面倒なことには触らないという部分があるかもしれませんが、そうすると文化は衰退してしまうので、「なんで」を追求して踏み込んでいくことが大切だと思います。
内田 世界で一番権利意識の強いフランスでは、クリエイターとしての自分を尊重して欲しいという気持ちが強いです。
 知的財産を人権ベースで考えるヨーロッパ側か、ビジネスベースで考えるアメリカ側か、日本がどちらに進むかでも大きく違ってくるのではないでしょうか。
 また、デジタル化で問題になるのは肖像権とパブリシティ権ですが、世の中の空気に押されずに、ここをどう扱っていくかをしっかり考えていく必要があります。

 次回は、本日1月18日(月)19時から「常識を再定義するニュービジネス」というテーマで放送。
 詳しい内容が気になる方は、文化放送「浜松町Innovation Culture Cafe」のエアチェックを! スマホ・PCから「radiko」でも聴けます!


 毎週「月曜日」の19時からお聞き逃しなく!
 ※参考リンク 「浜松町Innovation Culture Cafe」




 

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