廣済堂出版は、『掃除を減らして健康になる「始末の習慣」』を2020年11月20日に発売した。効率よく住まいの清潔度をアップさせるコツを伝えている。
著者は30年以上にわたり、病院の環境衛生に携わてきた松本忠男さん。清掃管理者として10年間務めた現場での経験を活かし、医療関連サービスのトータルマネジメントを行う会社を立ち上げ、亀田総合病院では100人近く、横浜市立市民病院では約40人の清掃スタッフを指導・育成してきた。現場で体得したコツやノウハウを、多くの医療施設や清掃会社に発信もしている。
ほかの著書に『健康になりたければ家の掃除を変えなさい』(扶桑社)、『清掃は「いのち」を守る仕事です。』(辰巳出版)などがある。
本書によると、
「毎朝起きたらすぐ、寝室をお掃除」
「テーブルはまず、除菌シートで拭く」
「キッチンの床は、水拭きでゴシゴシ」
「お掃除の時には、必ず窓を開ける」
これらはすべてNGな掃除の仕方だという。かえって菌をまき散らしてしまうそうだ。
日常の習慣をほんの少し変えるだけで衛生環境はぐんと改善するという。毎日時間をかけて掃除を頑張る必要はないというから、ありがたい。
新型コロナウイルス感染防止に役立つうえ、面倒な大掃除からほぼ解放され、しかも運動不足の解消にもなるという一石三鳥の「始末の習慣」。おうち時間が増えそうな年末年始。大掃除はもういやだと思っている人、すっきりした気持ちで過ごしたいと思っている人は手に取ってみては。
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