マイクロマガジン社から『地域批評シリーズ55 これでいいのか広島県』が、11月11日(2020年)に発売される。「もう『自虐』必要なし!? 広島が進む『超一流』への道」として、このシリーズにしては珍しく、広島県を高く評価する内容になっている。
広島県は中国地方の中心である。長年のライバルであった岡山県を引き離し、地域トップの座を盤石のものとしつつある、というのが基本的な認識だ。
広島市は地方都市のレベルを超えるべく、一流都市から超一流都市へのレベルアップに向かってばく進中だ。福山市、三原市といった苦戦が続いていた都市にも勢いが戻り始め、東広島市はベッドタウン化に勝機を見い出した。
その反面、観光頼りの呉市や尾道市、廿日市市は足場の弱さが見え出し、大竹市、竹原市などの中間都市や山間部は、広島市一極集中のあおりをもろに食らうなど、県内格差の拡大に県は頭を痛めている。
具体的には以下の項目で構成している。
◆さらなる進化が始まった!超巨大広島駅がもたらす未来
◆アウトレットでさらに拡大 環広島市ネットワークの野望
◆この期に及んでも観光頼み 呉と尾道が抱える弱み
◆底は打ったのか?福山復活への困難な道のり
◆地元は寂しいというけれど早くも復活した宮島観光
◆もうひとつウリがほしい!勝負すらできない竹原の悲しさ
◆最強の独立国・府中町はインディペンデントを守れるの?
◆駅前整備で追いつくの?じわじわ沈む三原の苦悩
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