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米大統領選挙いよいよ決着 トランプ公認の自伝に書かれた、金正恩との手紙とは...

「ここにあるのは私と金正恩が個人的にやりとりした手紙だ。君にやるわけにはいかないが、読んでいい。これは驚くべきものだ。まさに歴史だよ」
(トランプ大統領@米国ホワイトハウス・大統領執務室にて 2019年1月某日)

 日本時間で2020年11月3日20時、アメリカ大統領選挙がついにスタートした。共和党候補のトランプ現大統領vs民主党候補のバイデン氏という構図だ。全米の選挙人の過半数である270人を獲得したほうが次期大統領となるが、日本時間で11月4日11時42分現在、バイデン氏が僅かに上回っている。

 全世界から注目を浴びている、トランプ大統領公認の自伝『トランプの真実 トランプ・ファミリーとホワイトハウスの素顔』(ダイレクト出版)が、11月25日に発売される。

画像は、『トランプの真実 トランプ・ファミリーとホワイトハウスの素顔』(ダイレクト出版)
画像は、『トランプの真実 トランプ・ファミリーとホワイトハウスの素顔』(ダイレクト出版)

 匿名の情報源に頼ったよくある暴露本とは異なり、トランプ大統領本人と、家族への独占インタビューによって生まれた、大統領公認の伝記である。冒頭で引用したのは、本書の一部。以下に、その続きを掲載する。

「大統領執務室には、何度も入ったことがある。
この部屋で、かつての大統領たちと会ったこともある。
だが、今回はただのインタビューではない。

トランプ政権の公認の伝記を執筆するためである。
ちょうどその朝、インタビューの録音許可が下りたばかりだった。

現ホワイトハウスが録音を許可するのは異例の処遇だった。
大統領は小ぶりな書類の束を頭上で振ってみせた。
まるで子どもにキャンディーを見せびらかしているようだった。

『君には何もかも見せようということで意見が一致したよ』大統領はまた書類を振った。
『こいつはまだ誰にも見せたことがない。
スタッフは君に渡すべきではないと言うんだが、私は君に読んでほしい。
今回の本を書くなら読むべきだ』

『プライベートなものだ。私と金正恩が個人的にやりとりした手紙だよ。君にやるわけにはいかないが、読んでいい。これは驚くべきものだ。まさに歴史だよ。読んで、意見を聞かせてほしい』

トランプが本書の企画に乗り気なのは明らかだった。こちらからはまだ何の要求もしておらず、質問すらしていないのに、こうして私の目の前で手紙―最大のお宝―を振りかざしているのだから。

『絶対に手紙を撮影したりコピーしたりしないように』

そしてつけ加えた。
『両国が開戦ぎりぎりまで行ったことは、永久に公表されずに終わるだろうな』
(※本書より一部抜粋・省略)

 なぜアメリカ国民はトランプ大統領を選んだのか? メディアはなぜトランプ批判をくり返すのか? 彼が就任してから直面した、唯一で最大の問題とは?

 今もなお多くの人々の頭に浮かんでいるであろう、さまざまな疑問への答えが、本書にはある。今回の選挙の結果がどちらへ転ぼうと、知る価値のある「真実」だ。

著者のダグ・ウィード氏(写真左)
著者のダグ・ウィード氏(写真左)

 なお、ダイレクト出版の『トランプの真実』出版記念サイトでは、通常2,980円のところ1,980円(税別・送料込)のお得な価格で購入できる。こちらもチェックしてほしい。


※画像提供:ダイレクト出版



 


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