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「デリカシーは大和川に捨てた」 デリカシー皆無の「くそばばあ」こと義母と闘う嫁のエッセイ

 義理の両親との関係に悩む人は多い。新聞の悩み相談の欄などでも、定期的に見かける話題だ。

 だが、「デリカシーは大和川に捨てた」とまで豪語するトンデモな義母に悩まされる人は、なかなかいないはずだ。

写真は、『お義母さん、ちょっと黙ってください 〜くそばばあと私の泥仕合な日々〜』(新潮社)
写真は、『お義母さん、ちょっと黙ってください 〜くそばばあと私の泥仕合な日々〜』(新潮社)

 「デリカシーは大和川に捨てた」と豪語する「くそばばあ」を義母に持つ嫁・ばたこさんの日々をつづったエッセイ『お義母さん、ちょっと黙ってください 〜くそばばあと私の泥仕合な日々〜』(新潮社)が、10月29日に発売された。

 本書は、理解不能な行動ばかりする義母とばたこさんのやりとりを、ユーモアたっぷりに綴った一冊だ。ばたこさんの家に合鍵で押し入り冷蔵庫を漁って秘蔵のバターサンドを食べたり、市役所でマイナンバーを7の連番にしてくれと要求したりするなど、奇想天外な義母の行動を面白おかしくえがいている。

画像は、義母とばたこさんのイラスト(提供:新潮社)
画像は、義母とばたこさんのイラスト(提供:新潮社)

 発売にあたり、南海キャンディーズの山里亮太さんが、以下の推薦文を寄せている。

「愚痴を美味しいご馳走に変えるレシピ本! 読んだ後は愚痴の元に出会うのが嬉しくなる!あぁ! こんな嫌な奴に会いたい!」(帯より)

 義理の親との関係に悩んでいる人も、そうではない人も、笑って楽しめる一冊だ。

※画像提供:新潮社
BOOKウォッチ編集部

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