10月26日発売の「アエラ」(2020年 11月2日号)は、映画「オレたち応援屋!!」に主演するA.B.C-Zの5人を初めて起用した。
彼らがデビューと同時に旗揚げした「ABC座」で人気を博した「株式会社応援屋!!」を原案に、一人一人のキャラクターや設定を一新して作られたA.B.C-Zのための映画。3ページにわたるカラーグラビア&インタビューでは、脚本家がそれぞれのために「あてがき」したというキャラクターや撮影中のエピソード、映画の公式SNSを通じて様々な人を動画で応援する企画について、 率直に語っている。
台本を読んでキャラクターに「俺っぽさ」を感じたと橋本良亮さんが言えば、塚田僚一さんは「監督に、いつもの塚ちゃんだけど、頭の悪さは2割り増しで、といわれてショックだった」と苦笑い。「ちゃんと見ててもらえた」という河合郁人さん、「素の自分に近い」という五関晃一さんの横で、「他のキャラの濃さに比べたら印象に残らない、どうにかしないと、と監督に相談して、少しビジュアルを気持ち悪い感じに寄せてみました」と戸塚祥太さん。
映画の公式SNSを通じて「A.B.C-Zに応援してほしいこと」も募集。様々な人を応援する企画を通じて感じたのは、「言葉だけで応援するのって難しい」ということ。五関さんの「直接行って行動で応援したかった」という言葉や、戸塚さんの「応援に関しては、僕らはアマチュア。ファンのみなさんには勝てない」という言葉に、実感がこもっていた。
この号には、昭和最大の未解決事件「グリコ森永事件」をモチーフにした映画「罪の声」に主演した小栗旬さん、星野源さん、原作者の塩田武士さんの鼎談も掲載しる。第7回山田風太郎賞を受賞した同名の原作小説を読んで、「フィクションとはいえこれが真実だったんじゃないか」と感じたという小栗さん。星野さんも「プロローグのくだりを聞いて鳥肌が立った」と話し、「リアリティー」が鼎談のキーワードとなった。そもそも「リアリティーのある小説を書きたいと常々考えている」という塩田さん。作品には、塩田さん自身の新聞記者経験や、その経験を生かした徹底した取材の成果が、色濃く表現されている。
巻頭特集は、「ジェンダーのいま 男らしさや女らしさを押し付けない」。「男のくせに情けない」「女子力が低い」などと言われて、モヤモヤした経験はありませんか。男性と女性には生物的な性差があるが、 それとは別に「男らしさ」「女らしさ」という社会が作り出した性差が存在している。それは時に私たちを苦しめ、知らず知らずのうちに自分以外の誰かをも苦しめてしまう――。 特集では、「男らしさ」「女らしさ」という無意識の「刷り込み」や知らず知らずの「押し付け」に気づき、「らしさ」から自由になるための一歩を後押しする。ドラマ「MIU404」で脚本を担当し、そのジェンダー観が共感を呼んだ野木亜紀子さん、エッセー集『さよなら、 俺たち』が話題になった恋バナ収集ユニット「桃山商事」代表の清田隆之さんなど、各界で活躍する4人が「ジェンダーを巡るモヤモヤ」について語るインタビューも掲載している。
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