10月17日発売の「アエラ」(2020年10月26日号)は、コロナ後の恋愛模様を描く連続ドラマ「#リモラブ~普通の恋は邪道~」に出演中の俳優・松下洸平さんを表紙に起用した。松下さんは2008年、自作の曲に合わせて絵を描きながら歌う「ペインティング・シンガーソングライター」として活動を始め、その後CDデビュー。ミュージカルや舞台、ドラマにも出演するようになり、19年放送の連続テレビ小説「スカーレット」で主人公の夫・八郎を演じブレークを果たした。以後、舞台やドラマに引っ張りだこで、今年は映画「燃えよ剣」の公開も控えている。
意外にも熱しやすい一面がある松下さん。あるミュージカルに出合い「あんな風に歌えたら気持ちいいだろうな」と思った途端、武道館でのライブを想像して音楽の道を志し、 ミュージカルのオーディションに合格すると、今度は演技にのめり込む......。10年間の下積み生活は「数え切れない出会いに支えられた」と話し、くじけそうになったときは「助けてくれた先輩たちともう一度共演したい」という思いに引き留められたという。そんな松下さんは、役作りの方法もユニーク。さらなるブレーク必至の注目俳優へのインタビューは必読だ。
創刊以来続く人物ノンフィクション「現代の肖像」には、芸人のゆりやんレトリィバァさんが登場。約1年前から取材を始め、その間にゆりやんさんは最高110キロあった体重を74キロに落とすなどダイエットに成功。新しい体で「新しいステージ」を目指す姿に密着しながら、ゆりやんレトリィバァをゆりやんレトリィバァたらしめているものを追いかけた。ことわざ好きでおしゃべりだった祖父との日々。中学時代にいじめの標的になったこと。芸人としてデビューすると先輩たちの楽屋を訪ね、居座った理由。小藪千豊さんの言葉とR-1。アメリカで活動したいという夢......。頑張りまくる姿に、読むだけで勇気がわく。
この号の巻頭特集は「人気企業の採用大学」。就活生に人気の102の企業について、旧帝大や早慶上理、MARCH、日東駒専、関関同立など52大学からの就職者数を調査。不況のときほど強まるとされる、各社の「ターゲット大学」を浮かび上がらせた。三井不動産、資生堂、富士フイルム、トヨタ自動車、ヤフーと、業界も歴史もまったく異なる各社が採用していた「ターゲット大学」は......。掲載している大型の一覧表からは、商社、金融、電子機器では早慶が圧倒的、MARCHや関関同立は保険、情報通信に強く、日大と近大が建設、住宅、旅行、郵政に強い、といったことが読み取れる。コロナ禍で変わる就活の最前線も取材。IT企業が「一本釣り」したい超理系学生を探す際に使う「検索ワード」も掲載している。
ほかにも、学術会議の「行革」に動く菅政権のご飯論法、トランプ大統領「コロナ克服」「マスクなし大集会」の集票力、などの記事を掲載している。
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