部屋のアクセントに観葉植物を置きたいけれど、サボテンすら枯らしてしまう......そんな"ズボラさん"もしくは、"お世話しすぎさん"に試してもらいたいのが、水栽培だ。
実は、土で育てるよりもっと簡単にできるらしい。
『多肉植物の水栽培』(日本文芸社)が、2020年9月29日に発売された。本書で紹介されているのは、土を使わず水だけで多肉植物(葉などに水を貯える植物。サボテン科が多い)を育てる、新しい栽培スタイル。ボトルに水だけを入れて育てるのである。
土を選んだり作ったりする手間がいらず、土が散らかって室内を汚すこともない。水の交換は必要だが水やりはいらないので、やり忘れややりすぎの心配がない。ほとんど手間をかけずに、植物の成長を見守れるのだ。
ガラスなどの容器を使うので、根が生長する様子まで観察できる。また、土からのストレスを受けないので、土で弱ってしまった植物を再生できる場合もあるという。
初心者でも失敗しない、栽培しやすい種類の紹介や育て方のコツも充実している。多肉植物だけでなく、人気の球根植物もピックアップ。オリジナルボトルなどのアイデアまで紹介する。
本書の目次は、以下の通り。
1:室内で楽しむ水栽培
2:暮らしのなかでの水栽培の楽しみ方
3:マイ・オリジナルの水栽培に挑戦!
4:背景の色で、水栽培の見え方を変える
5:家具を生かして水栽培を飾る
6:水栽培をアートのように
7:ショップで水栽培のスタイリング
この本に登場した植物のリスト
栽培方法はもちろんのこと、インテリアになじむような水栽培のレイアウトもわかる。植物を育てる楽しみに加えて、居心地の良い空間づくりにも挑戦してみたくなる本だ。
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