9月7日発売の「アエラ」(2020年 9月14日号)は、2.5次元のトップランナーの一人、黒羽麻璃央さんを表紙に起用。「テニスの王子様」「ミュージカル『刀剣乱舞』」「黒子のバスケ」など、名だたる2.5次元舞台に出演する黒羽さんが「アエラ」の表紙を飾るのは、今回が初めてだ。
3ページのカラーグラビア&インタビューでは意外にも、「2.5次元の仕事が途切れなかったのに抱いた葛藤」について明かしている。「辞めようかな」というところまで思い詰めた黒羽さんを救ったのは、息子への愛情に満ちたご両親の一言。その言葉のおかげで「本格的に役者でやっていく決心がつきました」と黒羽さん。努力の末につかんだ「エリザベート」への出演は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う上演中止で果たせなかったが、いま、俳優として「体が二つあればいいのに、と思うことも増えました。すごく幸せなことだと思っています」とインタビューを締めくくった。
巻頭特集は、「コロナ禍の異変 子どもの7割にストレス」。3月の突然の休校に始まり、外出自粛や「新しい生活様式」で、子どもたちの日常は一変した。夏休みも短くなり、旅行もできず、いま、7割を超える子どもたちが大きなストレスを抱えている。「大人だけでいろいろ議論しないで、子どもの気持ちも聞いてください」「おうちの人に、すぐに怒らないでほしいと伝えたいです」「学校が始まって、急に長くなったからとても疲れる」などの言葉には胸が痛む。発散の場であるゲームやYouTubeに依存してしまう子どもたちや、運動不足からくる体力の低下や肩こり、腰痛に悩む子どもたち。特集では、大人が受け止めるべき「サイン」やその受け止め方、対処法について、レポートしている。タレントの辻希美さん、絵本作家のヨシタケシンスケさん、元小学校教師の渡邉信二さんが、それぞれの経験を元に親子へのアドバイスをしている。
第2特集は、「安倍継承の行方」。早くも「当確」と目される菅義偉官房長官の本質を政治記者が、新政権が引きずる安倍政権の「レガシー」を軍事ジャーナリストの田岡俊次さんやタレントでエッセイストの小島慶子さんが寄稿。安倍政権がもたらした「ラブ or ヘイト」の両極端社会にいついても、分析記事を掲載している。
さらにこの号には、直木賞作家の桐野夏生さんと井上荒野さんが、「ハマった」という「愛の不時着」とヒョンビンについて語り合う対談も掲載。二人の心をとらえたのは、ヒョンビンの「異常なほどのカッコよさ」はもちろん、日本のドラマでは成立しないかもしれない「自己犠牲を伴う愛」と、リ・ジョンヒョク&ユン・セリの「フェア」な描き方。名シーンが撮影されたロケ地のいまをとらえた写真とともに、ヒョンビン愛を語り尽くしている。
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