いよいよ厚さが本格的になってきた。食欲が落ちたり、よく眠れなかったりなど、あまりの温度差に体調を崩してしまった人もいるのではないだろうか。
そんなときに気を付けたいのが、「腸の健康」。腸の健康は、免疫力の向上や全身の健康の維持などに寄与することが知られている。
主婦の友社より発売されている『大丈夫!何とかなります 腸内環境は改善できる』は、腸によい食べものや運動、生活習慣などを紹介する書籍。本書は、腸に良い食事法や入浴法などの様々な腸に良い生活習慣を、イラスト付きで詳細に解説している。
例えば、本書では腸を健康に保つための食事法として、伝統的な和食にオリーブオイルを加える「地中海式和食(R)」を紹介している。伝統的な和食に不足しがちな脂質をオリーブオイルで補う食事法のことで、いつもの食事にオリーブオイルを加えるだけなので、誰でもすぐに実践することができる。便秘解消にも期待がもてるそうだ。
ファミレスでも、少しのことに気を付ければ、腸に良い食事ができるという。ファミレスで食事をするときは、食物繊維を意識して和食を選ぶと腸の健康に良いそう。付け合わせでサラダを食べる際は、シンプルなグリーンサラダよりも海藻やきのこ、温野菜が入った具沢山のものを選んだほうが腸に良いそうだ。
また、コンビニご飯を食べる際にも、気を付けるべきことがある。コンビニでご飯を買う際には、成分表をチェックし、食品添加物や脂肪分の少ないものを選ぶといいそう。丼ものではなく、おかずがたくさん入った幕の内弁当やおでんを選ぶと、なおのこと腸の健康に有効だという。
本書は、食事法のほかに、腸に良い入浴法なども紹介している。入浴は簡単に腸を温めることができるため、腸の動きをよくするためには有効な手段だ。本書によると、38~40℃くらいのお湯にゆっくりつかると、副交感神経が優位になって心身ともにリラックスできるそう。冷えの自覚がある人は、ぬるめのお湯で20~30分の間、半身浴をすると良いそうだ。
本書では他にも、腸にいい食べものや簡単な運動、マッサージなども紹介されている。お金がかからず、すぐに実践できるものばかりなので、普段は忙しくてなかなか腸に良い生活ができない人も、ぜひ実践してみてほしい。
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