バラク・オバマ、マーク・ザッカーバーグ、テイラー・スイフト、ビル&ヒラリー・クリントン。
いずれも知らない人はほとんどいない、世界的な偉業を成し遂げた有名人たちだ。活躍する分野こそバラバラだが、彼ら彼女らにある共通点があるのを知っているだろうか。
それは、「モンテッソーリ教育」を受けていたこと。集中力や自立する心を育てる教育法として、日本に先立ち米国では、教育意識の高い親たちに取り入れられていた。
日本でも、2020年7月にタイトル獲得の最年少記録を塗り替え話題をさらった藤井聡太棋聖(18歳)や、囲碁界の史上最年少プロ棋士・仲邑菫(なかむら・すみれ)初段(11歳)が幼児期に受けた教育法として、脚光を浴びた。
『マンガでよくわかる モンテッソーリ教育×ハーバード式 子どもの才能の伸ばし方』(かんき出版)は、この「モンテッソーリ教育」に、ハーバード大学の心理学者・ガードナー教授が唱える「多重知能理論」(IQ以外のさまざまな能力)をかけあわせた、新しい育て方を漫画でわかりやすく解説している。子育て世代に人気の実用書『モンテッソーリ教育×ハーバード式 子どもの才能の伸ばし方』(かんき出版)を、より簡単に漫画化し、内容もアップデートした1冊だ。8月3日時点で、Amazonの「親子関係」の売れ筋ランキングではベストセラー1位に輝いている。
本書で提案しているのは、「子どものもつ9つの知能」を自然に伸ばす育て方。子どもと接するときの心構えもわかる。
名前に「教育」と付いていると、なにか特別な勉強をさせるのかと思うかもしれない。しかし、本書で解説するのは、あくまで子どもの才能の「伸ばし方」。小さな子どものやりたいことを尊重し、その子が本来もっている才能を伸ばしてあげる方法である。
子どもの「困った行動」も、本書のメソッドを知れば「輝く才能」に見えてくるかもしれない。そのような目線でのさりげないサポートによって、子どもがのびのびと育つのはもちろん、親自身も子育てがぐっと楽になるという。
「指示待ち」でなく、自分の力で人生を選択できるようになってほしい。そう願う親に、ぜひ実践してほしいメソッドだ。
※本文中は一部、敬称略。
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