7月27日発売の「アエラ 」(2020年8月3日号)は、巻頭で「コロナ禍の大学入試」を特集している。
21年度の大学入試を控える受験生は、昨年から今年にかけて、大学入学共通テストの「英語民間試験」「国語と数学の記述式」の導入か見直しかを巡る議論に翻弄されてきた。 そこに、新型コロナウイルスの感染拡大が加わって、授業の遅れ、模試のオンライン化など、想定外の事態に見舞われている。
「アエラ」は今回、 学部系統別の過去5年間の志願者数の推移を踏まえたうえで、駿河台教育研究所、河合塾、旺文社「蛍雪時代」、大学通信に所属する4人に教育ジャーナリストを加えた5人の専門家に、人気が上昇する学部、下降する学部の予測と注目の大学のピックアップを依頼。それぞれのコメントを一覧できるチャートで掲載している。
コロナ不況で「理系志向」「地元志向」「国公立志向」の高まりは必至で、その中で、医学系、国際系は「狙い目」だとしている。
第2特集「感染拡大の行方」では、日本を含む世界の専門家239人が注意喚起を促した、新型コロナウイルスの「空気感染」の実態をレポート。これを踏まえて、改めて感染防止対策を提案している。
また、日本でも徐々に増えている子どもへの感染についても、成人の感染率とほぼ同じだとするスペインの研究や、米フロリダ州で検査を受けた子どもの陽性率が全年代の陽性率より高かったことを示し、「子どもは感染しにくい」という認識に警鐘を鳴らしている。
AIを活用しているという藤井聡太新棋聖の強さを、 世界コンピュータ将棋オンライン大会で優勝したAI将棋ソフトの開発者が読み解く記事も掲載。 記事中で開発者の杉村達也さんは、 棋聖戦第2局で藤井棋聖が繰り出した「3一銀」について、「AIが28手先までの6億パターンを読んで初めて見つかるような手」と評価している。
この号の表紙は、 俳優の黒島結菜さん。 表紙では凜とした強さを見せる黒島さんが、 カラーグラビアでは柔らかで慈愛に満ちた表情を見せている。
ほかにも、子どもたちの夏休み「感染予防」と「楽しい」を両立させる5カ条、テレワークで生産性「落ちた5割」「上がった1割」を検証などの記事を掲載している。
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