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「アエラ」星野源さんが表紙とインタビューに登場

 2020年6月27日発売の「アエラ」(朝日新聞出版)は、コロナ後の「新しい生活様式をアップデート」」という特集を組んでいる。

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画像は「アエラ」2020年6月27日発売(朝日新聞出版)

 食事や通勤、性生活から風呂に至るまで、新しい生活常識27を挙げている。しかし、中には問題になっているケースもあるようだ。

 たとえば、教育現場では、消毒が授業準備の時間を奪っている、と教師から疑問の声が上がっている。学校再開後、職員はさまざまな場所、物品の消毒作業に追われる。また、感染対策の雑事に追われ、ほとんどの教員が土日も出勤している学校も多いようだ。

 「しゃべるな、くっつくな」と指導しているが、感染のリスクよりも子供たちのストレスの方が気になる、という教師の声も紹介している。

 介護施設では、緊急の場合を除き、面会が一時中止されていたが、条件付きで面会を再開している施設もある。感染対策か介護の質かで、現場の介護職員は悩んでいるという。

 「80年、90年と生きてきたお年寄りの『新しい生活様式』を決めるのは、お年寄り自身であるべきです」という介護アドバイザーも。

 コロナ関連では、第二波に備えて、「マスク買うよりオンライン環境」という記事に注目した。備えておくべきなのは何か。品薄になるかもしれないエアコンや冷蔵庫を挙げる家電アドバイザーもいる。

 ようやく開幕したプロ野球。コラムニスト綱島理友さんの「野球の歴史を映してきた 野球帽から見える球団の栄枯盛衰」に、ほっとする人も多いだろう。各球団の歴代の野球帽が6つずつ写真に収められている。同じ球団だと思えないほど、色もデザインも変化している。無条件に見て楽しい記事だ。

 表紙は音楽家・俳優・文筆家の星野源さん。カラー5ページにわたるインタビューで、「うちで踊ろう」でやりたかったこと、初のソロアルバム「ばかのうた」から「折り合い」まで続く自身のスタイル、音楽を作る楽しさ――。10年間、「このままじゃいけない」という気持ちを持ち続けてきたことで、絶望することもあるけれど、希望を抱くことも確実にある。だからこそこれからも、広く音楽を届け、ライブをして、いろんな人と話がしたい。星野さんはそう語っている。

  

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