長い外出自粛期間に、ストレスだけでなく脂肪までためこんでしまった人もいるのではないだろうか。コロナ太りに悩んでいる人におすすめしたいダイエット本が主婦の友社より発売されている。
2020年6月12日に発売された『寒天ダイエット』(主婦の友社)は、夕食前に寒天を食べることで減量できる方法を紹介している。寒天は、おいしく食べながらやせられるローカロリー食品で、ストレスフリーに体重を落とすことが可能だという。
やり方はとってもシンプル。ただ夕食前に寒天を食べるだけだ。ここで気をつけたいのは、煮溶かした寒天を食べること。高温で煮溶かした寒天は、冷えて固まっても分解・吸収されることなく、ゆっくり腸を通過する。だから、腹持ちがよく満腹感があり、ご飯の食べすぎを無理なく抑えてくれるのだ。本書には、「基本のプレーン寒天」を作るときのコツが掲載されている。
寒天の効果は、監修の杤久保修先生が行った実験で実証されている。軽い肥満と糖尿病のある患者76人を2グループに分けて、一方のグループにだけ、夕食を食べる前に寒天180gを食べてもらった。
すると、12週間後、寒天を食べたグループは体重が平均4.4%減ったのだ。
さらに、寒天には食物繊維がたっぷり含まれているので、便秘を改善したり、糖の吸収を遅らせるので血糖値を下げたり高血圧を改善する効果もあることがわかったという。
杤久保先生は、横浜市立大学医学部特任教授、医学博士(健康社会医学)。神奈川県予防医学協会理事も務める。専門は予防医学で、寒天の健康効果を研究し、寒天ダイエットを考案した。
毎食、プレーン寒天を食べるだけでは飽きてしまいそうという人は、本書の中で寒天を使ったさまざまなレシピが紹介されているので、目を通してみたらどうだろう。「寒天入りフレンチドレッシング」や「チョコ寒天」など、斬新なアイデアでダイエットを後押ししてくれる。
おいしく食べてやせられる寒天こそ、コロナ太りの救世主になるかもしれない。
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