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3カ月で10キロ減! 食べてナンボの料理研究家が挑んだ「ミア式ダイエット」

 食べることが大好きで、毎日たくさんの食材やおいしい料理に囲まれて仕事をしている料理研究家の重信初江さんが、仕事を続けながら3カ月で10キロ減のダイエットに成功した。その実録日記が『料理研究家がダイエット教室に通ってみたら、こんなにやせた!』(朝日新聞出版)にまとまっている。

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『料理研究家がダイエット教室に通ってみたら、こんなにやせた!』(朝日新聞出版)

 重信さんは、代々木にある少人数制のダイエット教室「スリムクラブ」に通い、「ミア式ダイエット」を習った。このダイエット法は、肥満予防健康管理士でアンチエイジングアドバイザーの菅野観愛(かんの・みあ)さんが3000名のダイエットに携わり、そのデータをもとに開発したメソッド。太ってしまったこれまでの生活習慣を見直し、自分の意識を変えて"ダイエット脳"にするのが成功の鍵だと言う。

 ミア式ダイエットは2か月でワンクール。ダイエットを成功に導くために以下の4つの掟が定められている(p.24)。

・食事を植物性たんぱく質にしぼる
・水を1日3リットル以上飲む
・体脂肪率25%をきるまで運動不要
・全身を計測して記録+食事をレコーディング+計画+振り返り

 計画とは、下の写真のように毎週、行動計画プランをつくること。ポイントは、やせることを目標にするのではなく、どんな人生を送りたいかをイメージして書く。

 重信さんは、将来の理想のイメージに「おいしく食べることができて健康」、「服が普通に着られる」「軽快に歩く」「写真にとられるのが楽しくなる」と書いた。そのほかに大切にしている価値観や、注意するべき環境、短期・中期目標、行動のテーマなどを書き、そのあとは自分で決めたことを淡々と継続していくダイエット法だ。

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写真は、『料理研究家がダイエット教室に通ってみたら、こんなにやせた!』(朝日新聞出版)より。重信さんの行動計画プラン表

 一方、常にアップデートしていく「行動習慣リスト」には、「間食したくなったら歯を磨く」など、肯定的な言葉で書く。重信さんは、1週目には「なるべく電車は階段を使う」、「お酒は2杯まで」、「試食を1口にする」「豆腐中心にする」などを挙げ、毎日を振り返ってマルとバツで成果を記録した。バツが少なくマルが増えることもモチベーションにつながる。

 本書では、1週間ごとの重信さんの行動記録と食日記が紹介され、ミア式ダイエットの理論も週を追うごとに解説が進む。食事の制限がある中で、重信さんが考えた豆腐などの大豆製品を飽きずに続けられるレシピも紹介されている。たとえば豆腐中心の食事にするときには、キムチ、ツナ、みそを混ぜたり、万能ねぎ、ごま油、塩を合わせたりしてトッピングを工夫した。そのほか、炒め物や豆腐そうめんのレシピもある。

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写真は、『料理研究家がダイエット教室に通ってみたら、こんなにやせた!』(朝日新聞出版)より

 また、刺し身のたれもいろいろな味わいを楽しめるアイデアが紹介されている。例えば、しょうゆに豆板醤におろしにんにく、白ゴマにゆかり、レモンに粒マスタードにナンプラーなど、ダイエット中でなくても試してみたい簡単レシピもある。

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写真は、『料理研究家がダイエット教室に通ってみたら、こんなにやせた!』(朝日新聞出版)より

 結果、重信さんは、2か月のワンクールレッスンでマイナス6.65キロになり、その後、もう1カ月続けて10キロと150グラムの減量に成功する。

 重信さんの日記の中には当然、「食べちゃった」「飲んじゃった」という日も出てくる。そのリアルな食日記と心の葛藤を読むと、ダイエット仲間が近くにいてくれるような心強さを感じる。ダイエットはしたいけど1人では続ける自信がないとか、運動が苦手で体を動かす習慣がないと言う人は、重信さんと一緒に始めるつもりで挑戦してみてはいかがだろうか。


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