映画「ジョーズ」などのサメ映画の影響もあり、「危険な生物」「海では敵なし」といった、非常に強いイメージを持たれている生物・サメ。小学生に人気の危険生物のなかでも、その格好良さからとくに人気を集めている。
しかし、そんなイメージが当てはまるのは、実は一部のサメだけなのだそう。ほとんどのサメは、そのイメージとは裏腹に、他の魚にはない様々な生態で生きているのだという。そのような、サメの本当の姿を知ることができる書籍『ゆるゆるサメ図鑑』が、学研プラスより発売されている。
本書では、サメたちの本当の生態を、ゆるゆる4コマとイラストで紹介。案内キャラクターのコバンザメくんとともに、サメの世界を覗き見る構成になっている。
紹介されているサメは、ホホジロザメやイタチザメ、ヨゴレといった危険な種類はもちろん、ネコザメのようなおとなしいサメ、深海に生息するサメなど多種多様。さらに、今では絶滅した、頭にアイロン台が付いたようなサメや渦巻く歯を持ったサメなど、古代のサメも紹介されている。
また、サメについての知識が満載のコラムも収録されている。「サメの歯は食べ物の種類によって形が違う」「実際にどんなサメ事件が起きたのか」「おいしいサメ料理」など、思わず誰かに話したくなるような情報が満載だ。
本書の監修は、サメ飼育種数日本一の「アクアワールド茨城県大洗水族館」が務めた。豊富なサメに関する知識と経験で本書をバックアップしている。
本書でサメに興味が湧いたら、実際にサメを見に水族館へ行くのもいいかもしれない。自由研究などのためにもおすすめだ。
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