読むべき本、見逃していない?

日持ちしない、使いきれない野菜たち。ムダなくおいしく食べるには?

 実家から野菜がどっさり届いた。トマトにきゅうり、にんじん、れんこん、しいたけ、サツマイモ、キャベツがまるごと1個。この大量の野菜をどう料理しよう。いつものようにサイドディッシュ的な扱いでは食べきれそうにない。

 野菜メインのおかずや保存法に困ったら、この本が参考になりそうだ。

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画像は、「別冊 NHK きょうの料理 藤井恵の野菜をたっぷり食べるワザ! 簡単な下ごしらえでおいしく保存 調理も楽々」(NHK出版)

 2020年4月21日に発売された「別冊 NHK きょうの料理 藤井恵の野菜をたっぷり食べるワザ! 簡単な下ごしらえでおいしく保存 調理も楽々」(NHK出版)では、「野菜を賢く使いきる」「誰にでも作りやすい」「おいしくヘルシー」なワザの数々が紹介されている。

 著者は料理番組や雑誌でおなじみの料理研究家の藤井恵さんだ。管理栄養士の資格を持ち、"家族の元気は食卓から"をモットーとする藤井さんが、食べきれない大型野菜、冷蔵庫に1つだけ余らせてしまいがちな野菜、鮮度がいいうちに食べたい野菜、計13種をチョイス。野菜ごとの特長を生かした26の下ごしらえと、その下ごしらえの長所を活用した77のレシピを紹介している。どれも再現性が高く、野菜のおいしさが楽しめる。

 本書では、きゅうり、セロリ、なす、トマト、にんじん、たまねぎ、ごぼう、れんこん、里芋、キャベツ、大根、白菜、ねぎの13種類の野菜をとりあげている。

 きゅうりの下ごしらえ方法として藤井さんが提案するのは「塩まぶし」。おいしさと食感をキープしたまま使いきるための賢いアイデアが詰まっている。さらに、この塩まぶしきゅうりを使った料理レシピとして「香りあえ」「みょうがとの塩昆布あえ」「甘酢いため」「春巻」を紹介している。

 きゅうりのレシピと言えば、サラダか塩もみか、せいぜい酢のものくらいでバリエーションが乏しい。何しろ母が5本も送ってくれたので、まるごと味噌をつけてかじろうか、それが一番おいしいよね、と自分を納得させていたところだが、「塩まぶし」のワザを使えば、おしゃれにおいしく食べきれそうだ。

 本書にはほかに、「野菜を長くおいしく食べる5か条」、ミニコラム「藤井さんの食卓」(きのこ、豆、海藻をバランスよく、ネバネバ大好き、ヘルシーで楽しい至福の晩酌)など、おいしく食べて元気になるための情報が満載だ。

CONTENTS
はじめに
野菜を長くおいしく食べる5か条
Part1 日もちがしないのに、使いきれない野菜 :きゅうり、セロリ、なす、トマト
Part2 1袋の量が多くて、もて余す野菜 :にんじん、たまねぎ、ごぼう、れんこん、里芋
Part3 かさが大きくて、使いきれない野菜 :キャベツ、大根、白菜、ねぎ
Column 藤井さんの食卓

 母にお礼のLINEを送ると、「新鮮なお野菜をたくさん食べて免疫力つけましょう。コロナウイルスに勝つ体になろう?!」となすの絵文字とともに返事が来た。お母さん、ありがとう。でも、なすは入ってなかったよ。


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