「数独」でおなじみのニコリから、小学生向けの数独本が発刊された。1・2・3年向け『あつまれ!! 小学生の数独 1・2・3年』と4・5・6年生向け『あつまれ!! 小学生の数独 4・5・6年』の2冊である。
評者は小学生時代からの「ニコリスト」(ニコリの愛読者)で、その頃から数独に親しんでいたが、さすがに1年生には早かろうと思って本書を開いてみたが、さすがによくできている。1年生にもチャレンジできそうな内容だ。
冒頭にはルールの解説があるが、9×9の通常サイズではなく、4×4のミニサイズからスタートする。これなら小学1年生でも迷わず解ける。このサイズが31問掲載され、次第に埋められている数字が少なくなってくるという作りだ。
数独以外には、「数字をつなごう」「四角に切ろう」という別の形式のパズルも収録されており、これらはそれぞれニコリでいう「ナンバーリンク」「四角に切れ」の初級編である。
数独は、「計算力」を養うわけではないが、論理的な思考力、一定条件下での注意力、そして集中力を養うことができる優秀なコンテンツである。事実、近年教育熱心さでは日本を凌ぐ中国では、英才教育のツールとして多くの教室があり、大盛況だという。
みなさんは、次の例題が解けますか。
思わぬ「臨時休校」で家にいる子供たち。YouTubeやゲームの時間は制限したいが、勉強だけしていろと言っても無理な話。気分転換を兼ねて勧めてみるのにピッタリだろう。
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