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サスペンス、スケルトン、エキゾチック...間違った使い方してるかも?

 サスペンス、スケルトン、エキゾチックなど、外国の言葉がカタカナ語として使われるケースは多い。表現する言葉が増えるのは便利だが、本来の意味をきちんと理解しないまま勝手な解釈で使っていないだろうか。

 コミックサイズで手軽に読めるドラえもんの学習シリーズ(小学館)に、『ドラえもんの国語おもしろ攻略 国語力をきたえるカタカナ語』が加わった。373のカタカナ語を収録し、それぞれを日本語に置き換えてある。ドラえもんのストーリーマンガや4コママンガが付いていて、楽しみながら正しい使い方も学べる。

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ドラえもんの学習シリーズ『ドラえもんの国語おもしろ攻略 国語力をきたえるカタカナ語』(小学館)の表紙

 ちなみに、「サスペンス」の意味は、日本語に置きかえると「気がかり・不安・緊張感」になる。ドラマのサスペンス劇場は、見ていると確かに不安や緊張感が続く。「スケルトン」は、「透明」とされることも多いが、日本語に置き換えると「骨組み」や「がい骨」になる。それを発展させて「内部の構造がすけて見える」という意味もある。「エキゾチック」は「外国らしい感じがする様子」を意味する。

 監修指導を行ったのは、長年、中学受験の国語指導に携わってきた教育専門家で、中学受験情報局「かしこい塾の使い方」の主任相談員を務める小川大介さん。コーチングと学習理論を融合し、短時間で学習成果をあげる独自ノウハウを確立した人物だ。受験学習だけでなく、幼児・低学年からの能力育成や親子関係の築き方指導にも定評がある。

 2020年からは、小学校の授業で英語が必修となる。この機会に親子でカタカナ語の正しい意味をきちんと知っておきたいものだ。

 

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