さまざまジャンルの専門家をゲストに迎え、社会課題や未来予測などをテーマにイノベーションのヒントを探る文化放送の番組、「浜松町Innovation Culture Cafe」(通称:浜カフェ、毎週火曜日19:00~21:00生放送)では、20時台にBOOKウォッチ編集部がおすすめする本を紹介している。
2020年2月25日の放送では「働き方改革を本当に進めるには」をテーマにお送りしました。番組でご紹介した本は、浜田敬子著『働く女子と罪悪感-こうあるべきから離れたら、もっと仕事は楽しくなる』(集英社)。
番組内では、ロート製薬株式会社の広報・CSV推進部部長の河崎保徳さんとBusiness Insider Japan編集長の浜田敬子さんが「働き方の今」について議論しました。
-- 働き方の注意点について
河崎 ネックになるのは昭和の感覚を引きずっている上司です。仕事って1人でやるものではなく、仲間を作ってやっていくものです。なので、自分の仕事をオープンにして、誰かに任せることが必要です。個人からチームでやることがポイントになりますね。
浜田 たしかに、チームに仕事を任せるって非常に大事だと思います。今回のコロナ騒動で、働き方を見直そうとする企業とおよび腰の企業が分かれましたよね。
-- 副業と長時間労働についての考え方について
河崎 自分がやりたいことをやれるように、会社は一切関与しません。実際にやっている人も自分の成長や社会貢献、コミュニケーションを目的にやっている人が多いですね。
浜田 たしかに、副業が本業の仕事に活かせることは多いですね。
河崎 推奨していない会社は副業をやることで、本業がおろそかになると考えがちなんですよね。社員を会社が信じることが大事なんです。成長のための選択肢を準備することが働き方改革に必要なことだと思います。
-- 今抱えている課題について
浜田 正社員にしか、改革が及んでいない点ですね。アルバイトや派遣の人が対象になっていないことがあるので、そういったところの制度も作っていくことだと思います。
次回3月3日の放送は、19時より「顧客満足度をいかにして上げるか」をテーマにお送りいたします。
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